■[ラノベ]新章は短編集から「マリア様がみてる リトル ホラーズ」
マリア様がみてる―リトルホラーズ (コバルト文庫)
著者/訳者:今野 緒雪
出版社:集英社( 2009-07-01 )
定価:¥ 480
文庫
ISBN-10 : 4086013053
ISBN-13 : 9784086013055
絵師サイト:D-POISONOUS BLUE – REINE HIBIKI WEB SITE
祥子様が卒業し、「了」と書かれたこともあって、
シリーズ完結かと思った人もいたかと思いますが、
しっかりとマリみては続きまして、
祐巳たちが3年生となった新章が始まります。
ただ、冒頭のお約束のフレーズはなくなり、
短編集の中身もリリアンを舞台としながら、
祐巳たちが出ることは殆どないという状態で、
彼女たちが出るのは短編の合間を挟むエピソードのみです。
短編の内容はそれぞれホラー、とまではいかないけど、
「すこし不思議?」に近い雰囲気ですね。
個人的にはハンカチの短編が後味もすっきりしてて、
読みやすくて心地良かったです。
で、祐巳たちですが新一年生の菜々視点で物語が進み、
最後は綺麗に終わって新たなるスタートが切られた感じがします。
しかし、由乃さんは相変わらずというか何というか。
黄薔薇姉妹は変な人→真面目な人→変な人なループが出来てる感がヒシヒシと。
大変なお姉様を持つことになったけど、頑張れ菜々。
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