■[ラノベ]女装率が異様に高い「バカとテストと召喚獣」6.5
バカとテストと召喚獣 6.5 (ファミ通文庫 い 3-1-8)
著者/訳者:井上 堅二
出版社:エンターブレイン( 2009-08-29 )
定価:¥ 588
Amazon価格:¥ 588
文庫 ( 254 ページ )
ISBN-10 : 4757750404
ISBN-13 : 9784757750401
作者サイト:始まりは謝罪から
絵師サイト:FOX_TALE
4つの短編中3つ、つまり75%という圧倒的な女装率を誇り、
更に空気を読んだかのようにそこに葉賀ユイさんの本気のイラストが入るという、
性差の垣根を取り払った自由な世界がここにあります。
というか作者は病気でしょう。(容赦ない断罪
ですがまぁ、読者も病気なので(決めつけ)ワッホイワッホイと喜ぶばかりなのです。
今まで秀吉にそっくりという説明文だけで出番が無かった姉の優子メインの短編では、
この作品の女性キャラらしく普通にバイオレンスなだけでなく、
BL好きという属性が追加され、何とも残念なことに。
もっとも一部の人にはご褒美でしょうけど。(私含む
前回からの続きで、夏の海辺に泊まりがけの旅行に来た明久たちだけど、
相変わらずというか本当にバカでバカでバカで。
でもそのお陰でアキちゃんたちが浴衣ミスコンにエントリーして、
アキちゃんの天然男殺しのキュートな姿を拝めたので結果オーライかな、と。
ちょっとツリ目だけど、花の髪飾りを付けてるのがポイント高いですよね。
最後の1本はいつものバカテスらしくない、しっとりとしたお話。
坂本と霧島さんの二人の幼い日の思い出。
神童と呼ばれていた坂本が腕っ節が強いバカになり、
霧島さんが坂本に生涯恋するエピソードは普通に良い話でした。
それにしても秀吉の浴衣姿をもっと見たかったなぁ…
それだけが心残りです…
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