■[漫画]全力でぶつかれ! 1年生対2年生!「弱虫ペダル」7巻
弱虫ペダル 7 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2009-08-07 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 4253214576
ISBN-13 : 9784253214575
作者サイト:seihukunuidara’s Website
熱い! とにかく熱いんですよこの漫画は!
今、少年誌で一番好きで楽しみにしているのがこの「弱虫ペダル」なんですよ!
自転車の楽しさ、自転車競技の熱さ、勝負の厳しさを感じさせてくれるんですよ!
友情! 努力! 勝利! というジャンプ的な要素がてんこ盛りで、
あまりの面白さに心が震え、涙を流してしまうくらいなんですよね。
インターハイ出場を目指し、強化合宿の1000km走破で競い合う1年生と2年生。
足枷があるとはいえ、熟練の今泉と熱血の鳴子を手玉に取る策略家の手嶋を相手に、
回転数の一点突破を仕掛ける坂道!
手嶋先輩の予想以上の成長を遂げることで追い抜くことができた1年だけど、
無口だけど熱いハートを持つ青八木が手嶋を奮起させることで、
追い上げてきてデッドヒートを繰り広げることに…!
主人公は坂道なんだけど、2年生コンビも充分主役を張れるだけの魅力があるんですよね。
勝つために1年間研究し、努力し、鍛え上げ、研ぎ澄まされてきた闘志!
二人の今までの情熱の掛け具合が感じられるからこそ、感情移入しちゃって仕方がない!
そして1年生トリオもそれに負けない想いがあるからこそ、面白いんですよね。
特に圧倒的に経験値が足りない坂道が2年生に再度追い抜かれた後の展開が、
心配する鳴子と信頼する今泉の会話を含め、ドラマティックで感動しました。
「弱虫ペダル」を読んでいると自転車が欲しくなり、走りたくなるんですよね。
実際私も自分のMTBにビンティングペダル一式付けちゃったし、
ロード買っちゃった人も知り合いに居ますし、影響力は間違いなく高いです。
チャンピオン連載な為に、どこまで望めるか判りませんが、
少年が自転車の道を志すキッカケになったら最高だろうなぁ、と思います。
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