■[漫画]遂に始まる御坂美琴の絶望「とある科学の超電磁砲」4巻
とある科学の超電磁砲 4―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)
著者/訳者:鎌池 和馬
出版社:M.Co.(角川グループパブリッシング)( 2009-10-27 )
定価:¥ 578
Amazon価格:¥ 578
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4048681699
ISBN-13 : 9784048681698
物語はこの4巻から遂に原作3巻である「量産型能力者計画」編に突入。
原作では上条さんの視点で物語が進められていましたけど、
この超電磁砲では美琴が主人公なので、
「妹達」を知り、出会い、そして「絶対能力進化計画」の真実を知り、
絶望に淵に立たされる視点で描かれることに。
初めはギョロ目の高校生、布束砥信が路地裏にマネーカードを落とすという、
意味不明ながら地道な作業を続けているのを知ったことに端を発し、
「妹達」計画の一端に触れ、予てからの懸念の現実性に驚愕することに。。
ただ、計画が破棄されたことを知って安堵した美琴を嘲笑うように、
その裏では「妹達」をモルモットのように扱う計画が進められて…
「妹達」の9982号が生み出され、美琴で出会い、何気ない一日を一緒に過ごし…、
そして一方通行に一方的に殺されるという流れが判ってはいるんだけど見てて辛い。
研究者たちとの普通のようで異質な会話も酷かったけど、
美琴から貰ったゲコ太のバッジをしっかりと抱きしめた最期はドスンと胸に来るモノがありますよ。
9982号…
警戒心を抱くのも馬鹿らしい9982号との出会いと、触れ合いは本当の双子の妹みたいで、
だからこそこの後の展開がキツイんですよねー
本編で上条さんと一緒に居た「妹達」に対する嫌悪感は、
9982号に対してどうすることも出来なかったこと自己嫌悪の現れもあるのかなぁ、と思ったりも…
これからどんどん絶望へと向かっていくのが判っているだけに、
美琴を見ると辛くなってくるなぁ…
上条さんー! 早く来てくれー!
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