■[漫画]終点、新宿に到着ー「天然女子高物語」3巻
天然女子高物語 3 (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:門井 亜矢
出版社:芳文社( 2010-04-27 )
定価:¥ 860
Amazon価格:¥ 860
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4832279068
ISBN-13 : 9784832279063
中央線に新宿止まりの列車があるのかは知りませんが、そこはアレでナニな感じで無視いただければ…
都内中央線の駅名が名字の女子高生(+その他)が送るギャグ4コマですが、
1話当たりのページ数は少ないながらも賑々しく姦しく、
個性溢れる少女たちが色とりどりに戯れる様は金平糖のように甘く美しく、
若さという燦めきが眩しくて読んでいると楽しくて仕方ありませんでした。
三鷹が親の都合で寮に短期間とはいえ引っ越して、
みんなでお泊まりしたり、寮の歓迎会で野球拳やったりと、
騒々しいながらも楽しい日常がすんごく面白いんですよね。
東小金井さんの正体が判っても自分の部屋に帰る委員長とか凄く好きです。
また、阿佐ヶ谷先生がやっぱり良い味出してるんですよねー
生徒から侮られてたり先生扱いされてない低身長ながらも、
欲深くて腹黒で中身がおばちゃんだったりするんだけど、
それがまたマニアックな魅力を引き立てて面白いんです。
たった3冊ながら連載期間の長さと門井亜矢という知名度の高さで、
初期のきらら系雑誌の屋台骨を支えた作品だけに終わるのは少々寂しいですが、
最後まで姦しく笑え、綺麗に終わっているので作品としてはこれが幸せなのかな、とも思います。
長い間本当にお疲れ様でした。
凄く楽しかったです。
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