■[漫画]6人3組、三者三様の決闘!「しなこいっ」3巻
しなこいっ3(CR COMICS)
著者/訳者:原作:黒神 遊夜 作画:神崎 かるな
出版社:ジャイブ( 2010-04-30 )
定価:¥ 590
Amazon価格:¥ 590
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4861767652
ISBN-13 : 9784861767654
作者サイト:白花雨&ぐりーんぺっぱー
「六三四の剣」から連綿と剣道漫画の歴史は続いてきましたけど、
やはり竹刀や木刀とはいえ剣を使っての勝負というのは少年心をくすぐり、熱くさせるものでして、
特にこの「しなこいっ」3巻においては6人3組がそれぞれの長所を活かした戦いを見せるもんですから、
ついつい見入ってしまうのです。
二刀流使いの面木乱歩と柳生新陰流を使う猪口師範の戦いは力と技の鬩ぎ合いで、
面木乱歩の強さの秘密とか少年漫画的で面白いですが、
それを上回る猪口師範の技量は年齢を感じさせない鮮やかさがありましたね。
登場当初はブラをしているイロモノと思っててすみませんでした。(笑
そして怪我を負っている龍之介を容赦なく攻め立てる祥乃がエグいですね。
相手の長所をトコトン潰して、自分の長所が活かせるフィールドで仕掛ける策とか、
見事に悪役なんだけど、ここまで徹底してくれたらむしろ感心しますよ。
それを凌ぐ龍之介もカッコイイですしね。
で、ヒロイン対決の跳ね馬の桜と鯨の組み合わせが面白い!
二人とも短剣道の使い手にして先天的な歩法と古流の歩法で距離を縮める長所を持つという、
かなり似ていて、実力も拮抗しているだけに熱く面白いんですよねー
いやホント、萌え系の月刊誌にしては熱い作品です。
ちゃんとパンチラしてて萌え要素もあるんだけど、基本は燃え漫画じゃないでしょうか。
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