■[漫画]アミルがいる日々。「乙嫁語り」2巻
乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
著者/訳者:森 薫
出版社:エンターブレイン( 2010-06-15 )
定価:¥ 651
Amazon価格:¥ 651
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4047265861
ISBN-13 : 9784047265868
作者サイト:ヘリオトロープ
人間の表情に民族衣装、動物から背景に描かれた大自然までと、
相変わらずの惚れ惚れするほどの美麗な筆致に感動するばかりです。
エマの時から既に充分素晴らしい絵柄でしたが更に磨きが掛かっているように思えます。
やはり隔月だからこそのクオリティなのでしょうか?
それにしても本当凄いなぁ。
世界観にどっぷりとハマっちゃいますよ。
勿論漫画としての面白さも十二分に発揮されており、
アミルの実家騒動から始まるストーリー展開にハラハラさせられました。
また、そこからの嫁心が付いて更に可愛さが上昇したアミルの魅力にはドキドキさせられたし、
他にもアミルの初めての友人であるパリヤもまた個性溢れながらも魅力的な娘さんで、
魅力溢れまくる登場人物たちには本当にうっとりさせられましたね。
また、カルルクが12歳ながら、男として、夫として頼り甲斐のある人物なのにも感心させられたなぁ。
自分もしっかりしないと…(笑
そして面白さを裏打ちする綿密な史実の調査がまた凄い。
嫁入りの布支度のエピソードでは母から娘へ、娘から孫娘へと、
祈りと想いが連綿と続いていく姿を垣間見えて歴史が感じられました。
エイホン家に居候しているスミスさんの視点が交えられているから、
それが折々に感じられているというのもありましたね。
次回からはエイホン家を旅立ったスミスさんが出会うまた違った乙嫁の話みたいです。
アミルとカルルクはこれからも盤石っぽいしそういったのもアリかなー、と。
また成長した二人と見えることを願いつつ、新しい出会いに期待したいです。
何というか街の図書館に置いておいて欲しい作品だと思います。
子供から年配の人まで是非読んで欲しいなぁ。
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