■[ラノベ]蒼穹よりも高く…「アクセル・ワールド」5巻
アクセル・ワールド〈5〉星影の浮き橋 (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2010-06-10 )
定価:¥ 599
Amazon価格:¥ 599
文庫 ( 333 ページ )
ISBN-10 : 4048685937
ISBN-13 : 9784048685931
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:九里史生/川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA (himapo) on Twitter
前回までの鬱々とした雰囲気からは一転し、ラブコメ成分増量となっております。
大変萌え転がって足をバタバタさせる展開がありつつも、
拡張される加速世界の盛り上がりに水を差すような衝撃が走る5巻でした。
それにしても女性4人に次々と翻弄されるハルユキくんぱねえっす。
今度の舞台はソーシャルカメラが導入されて加速世界が拡張されて出来た”軌道エレベーター”
シルバー・クロウの飛行限界を遥かに超えた空にあるソレに向けて、
未だに縛るスカイ・レイカーの心の足枷を取り除く為にシルバー・クロウが飛翔する!
しかしそこには赤錆色の浸食が…
見所はやはりスカイ・レイカーこと、にこやかだけど本当は怖いフーコさんでしょう。
加速世界では希望の心意の体現者として良き師であり、昔からの朋友に支えられ、
また互いに競い合う好敵手を持ちつつも、コンプレックスを抱える暗い所もある女の子。
そのフーコさんを口下手なハルユキ(クロウ)が精一杯頑張って、空の果てまで連れて行くことで、
そのコンプレックスを昇華してあげたのはかなり感動的でしたねー
クロウがレイカーが持つアビリティの真の特性を語った時はゾクリときましたよ。
これからの展開とか波瀾万丈で安定とはほど遠いハルユキたちの道程だけど、
それもまた彼らの道行きであり、その先に加速世界の謎を解き明かすことになるのも、
彼らの運命なのなのかなー、と思います。
まぁ、ラブコメ的にも波瀾万丈なのが面白いので、
是非とも今回デートしたチユリにお泊まりした黒雪姫だけでなく、
フーコさんやパドさん、そして今回出番の無かったニコにも活躍して欲しい所であります。
余談ですが、初代クロム・ディザスターは女の子だった説を提唱したいと思います。
根拠はハルユキくんがデブなのに女の子にモテモテだからです!(ぉ
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