■[漫画]妹兄の華「朝霧の巫女」7巻
朝霧の巫女 7 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:宇河 弘樹
出版社:少年画報社( 2011-01-31 )
コミック ( ページ )
作者サイト:【 蛸 グ ラ フ 】
作者twitter:宇河弘樹 (Hiroki UGAWA) (ugawa) on Twitter
年に一度の刊行が今回は1ヶ月遅れて13ヶ月ぶりの新刊です。
OURs本誌での連載はとうの昔に終わったけど、物語はまだまだ終わらない。
今回も大幅な加筆修正が入ってるはずなんですが、流石に当時のOURsを保存してないので、
見比べて検証できないのがちょっと残念と言えば残念でしょうか。
今回のメインは楠木正志と熊沢菊里の二人が生まれた時代、
南北朝時代の楠木正成と楠木正季を描いたのがメインとなっています。
主上に忠誠を誓う正成と、依り代としての能力を抑える為に男性名を名乗る菊里(正季)
二人が後醍醐天皇に仕え、足利尊氏との戦いで戦死(自害)するまでを描き、
自害の際、七生報国の言葉通り、主上の呪で生まれ変わることを余儀なくされた二人。
ここでの見所はやはり狂おしいまでのブラコンっぷりを見せる菊里。
熊沢菊里として友人が出来たし、これからも笑いながら生活をすることが出来たかもしれない。
でもやはり「妹」の菊里であることは何よりも大事だからこそ、
乱裁と共に歩もうとする姿は怖ろしくもあり、一種の憧憬の念を感じもしました。
そして時間はこまさんがメインとなる話…
多分また1年近く先での発刊となると思いますが気長に待ちたいと思います。
多分あと2冊くらい出るはずなので、2013年には完結しているのではないかと。
うーん、先は長いな…
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