■[漫画]天才教師のおしえかた「やさしいセカイのつくりかた」1巻
やさしいセカイのつくりかた 1 (電撃コミックス)
著者/訳者:竹葉 久美子
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-01-27 )
コミック ( ページ )
オリジナル作品で固めた新興の雑誌、電撃大王GENESISからの単行本第1弾の4冊。
その中でもこの「やさしいセカイのつくりかた」は個人的にイチオシなのです。
13歳で渡米して飛び級で大学に入学、その後物理数学の分野で頭角を現し、
在学中に発表した論文が認められてプロジェクトが立ち上がる順風満帆に見えた人生。
しかし不況の煽りか資金援助先の企業が相次いで倒産してプロジェクトが頓挫。
大学でもプロジェクトの打ち切りが決定し、それが不服としてドロップアウト。
帰国してから新たな援助先を見付けるために奔走するもなしのつぶてで活動資金も尽きてきた折、
かつての恩師に頼まれて始めたのが、女の園での非常勤講師としての仕事で…
朝永悠19歳の明日はどっちだ。
端的に言うと教師と生徒の三角関係のラブコメディに分類されるんでしょうが、
まだまだ物語は序盤なのでこれからどうなっていくのか未知数です。
ですが現時点で中々に魅力的な面白さがあるんですよねー
前任の教師にセクハラされたギャルな外見な割りに中身が乙女な草壁ハルカと、
その友人であり、朝永と同類の天才児でありながら周りに隠す広瀬葵の2人をメインに、
これからどう話が転がっていくのか期待に胸が膨らんでしまいます。
トラウマのせいで朝永にキツく当たっていたハルカが恋に堕ちちゃう展開はニヤニヤしちゃいますし、
知識欲が抑えられない葵がツンデレりながらも朝永のトコに通っちゃうトコもたまらないです。
特に朝永と葵の関係が判らず、悶々としちゃってるハルカが可愛いんですよねー
当初色々とイジワルされてたのにハルカの窮地には力を貸す朝永も勿論カッコイイですが、
まぁ、やはり恋する女の子が主役かな、と。
他にも酒を飲むと脱ぎ癖があったりするナイスバストな加山先生とか、
脇役にも魅力的で面白いキャラクターが居るので色々な意味で見逃せません。
季刊なせいで発行ペースが若干遅めですが、これからにも期待大です。
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