■[漫画]前を向いて先を見て「天にひびき」3巻
天にひびき 3巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:やまむら はじめ
出版社:少年画報社( 2011-01-29 )
コミック ( ページ )
秋央の幼馴染みの美月がドイツから帰国したのが2巻の終わり。
3巻は勿論冒頭から美月襲来編で始まります。
秋央は「ただの幼馴染み」という意識が完全に根付いているのに対して、
美月は明らかに異性として意識している上に尻に敷いてるのが良いんですよね。(笑
本来はもっと後で登場する予定だったみたいですが、
この時点で出てきてくれたお陰でラブコメとして大変素晴らしくなったのではないかと!
何しろ美月が感じている通りひびきと秋央は男女の仲にはなりそうにないですからね。
鈍感男の秋央と意識している美月の組み合わせが非常にグッドなのです。
また、美月が勘付いた通りに秋央を意識しまくりの波多野さんも勿論可愛いです。
南条が指摘した通り、本人以外にバレバレな波多野さんが可愛いんだよねー
今回は波多野さんメイン回もあったし、ラブコメ好きとしては収穫が多い3巻でしたよ。
特に美月と波多野さんのツートップが素晴らしい!
波多野さんメイン回では暗く重厚なロシア音楽が好きなのに、
秋央に感化されて陽気なサラサーテに手を出して頬を赤らめる所とか、
恋する女の子な波多野さんを思う存分見られてニヤニヤしっぱなしでしたよ。
勿論音楽漫画としても面白く、後半からは秋央たちの恩師である榊先生が出てきて、
脳梗塞でヴァイオリニストの命である右手に障碍が出てしまった榊先生が、
ひびきだけは感じることが出来た、前へ進む意志を持って復帰しようと頑張っている姿には、
勇気づけられるものがあってちょっと心を奮わされました。
ちなみに3巻の続きが丁度先日出たアワーズに載ってますので、
雑誌派に切り替えるには丁度良いと思います。
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