■[漫画]暴れん坊鳥将軍コンテスト「戦国妖狐」8巻
戦国妖狐 8 (BLADE COMICS)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:マッグガーデン( 2012-01-10 )
コミック ( ページ )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru) on Twitter
第二部のヒロイン、月湖が黒龍のムドに攫われそうな場面から始まる8巻ですが、
そこへ第一部のヒロインであるたまが成長した姿で颯爽と登場して活躍するという、
ヒロインでありながらヒーローっぷりを発揮するたまが序盤から格好いいです。
まぁ、真介とはすぐに別れるのが残念ですが…
しかしたま以上にインパクトがあるキャラクターが出てきます。
第13代征夷大将軍、足利義輝公が笑いながらの登場!
史実でも剣聖とも言われるほどに武芸に秀で、覇気に溢れた将軍と言われた義輝は、
人と闇の間で揺れ悩む千夜をバッサリと人であると断じ、
豪放磊落でありながら間違いなく傑物であると感じられる雰囲気はとにかく凄いの一言。
そんな人と出会い、また、真介の教えを受けて、
再度の襲撃で攫われた月湖を助けるために千夜は自身の身に潜む、
千の闇たちとコミュニケーションを取ろうとするわけなんですが…
うーん、史実のあの日で、黒龍は松永久秀のもとにいるというのが、
中々に意味深ですね。
タイトルの「戦国」という言葉が少しずつ話に入ってきたり、
山の神の名前がオオヤマミツチヒメだと分かったり、
雷堂斬蔵が再登場したりと色々と盛りだくさんな内容でした。
でもまぁ、一番インパクトがあったのは義輝だよなぁ。
カッケー
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