■[漫画]ヴァルキリア無双ヒルデ☆ぶれいく華麗に推参!「妄想奇行―Adolescence Avatar」
妄想奇行―Adolescence Avatar (電撃コミックス)
著者/訳者:森山 大輔
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-01 )
コミック ( ページ )
僕らは誰もが厨二病!
スクールカーストが存在する学園で隠れオタクなイケメン主人公が、
深夜の校舎で不思議な格好をしたヒロインと出会うというAURAっぽい出だしですが、
同じ痛い面白さでも全く異なったベクトルに突き抜けてい最高に痛面白いです!
読んでて腹抱えて笑うほどに痛くて笑える、そんな漫画なのです!
千年前の隕石落下跡地に咲く永久桜の影響で思春期の少年少女の過剰な妄想が具現化する街で、
主人公たちが「厨二具現化能力者」略して「厨能力者」として人知れず妄想の産物を倒していくのですが…
ぶっちゃけ妄想の産物であるクリーチャーの生みの親もその厨能力者本人な訳で、
マッチポンプ的な正義の味方という何とも切なさと虚しさが同居する活躍劇な訳であります。(笑
嫌オタ派と振る舞う主人公である転校生の矢崎有理が実は重度のワナビ。
前生徒会長の桜美雪見に強引に勧誘されて黒歴史部に入り、
痛腐女子の山田華(眼帯&腹話術)とともに自らが産み出してしまった妄想の産物をせっせと倒したり、
学園祭の出し物で盛り上がったりする訳なんですが…
実は有理が書いていたラノベの主人公は変身魔法少女モノで、
妄想の産物はその魔法少女じゃないと倒せない設定も反映されていて、
そしてその魔法少女は有理じゃないと確固とした妄想ができないわけで…
つまり、隠れオタクな有理が魔法少女に変身して活躍するんですよ!
これは痛い! でも最高に面白い!(笑
いやはや、紙面からはビシビシと痛さが伝わってきて最高に面白いのですが、
惜しいことに全1巻で終了となっています。
まぁ、巻末見る限り「もうやめて! 森山大輔のライフはとっくに0よ!」状態ですので仕方ないかな、と。(笑
というか過去ノートを読み返すとかバクマン。に影響されすぎというか、
いやー、もうホント…
無茶しやがって…(AA略
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