■[漫画]ロードバイクの選び方「のりりん」4巻
のりりん(4) (イブニングKC)
著者/訳者:鬼頭 莫宏
出版社:講談社( 2012-01-06 )
コミック ( 200 ページ )
作者サイト:パズルピースがこんなとこ
コミティア99で盛り上がった自転車の熱があるうちに「のりりん」の話を。
「のりりん」はロードを扱っていますが他の自転車漫画とは違い、
ロードレースのスポーツ漫画の面白さよりも、
ロードバイクをメインとした自転車という乗り物そのものの面白さを伝えようとしています。
そしてこの4巻ではその色合いが強くなっていて、一冊殆どが「初めてのロードバイク」的な内容です。
3巻では現行ロードが呪縛されている形状の問題が語られていましたが、
今回はニッチな業界だから普及していない低身長に合ったホイール650cに合わせたフレーム問題。
私自身は700cで問題ないので気にならなかったんですが、
650c関連ってのは色々大変なんですなぁ。
相変わらず丸子は自分が正しいと思ったことを容赦無く相手にぶつけて揉め事起こしてますが、
こうやって意見を交換するコミュニケーションは間違ってはないと思うんですが…
しかしまぁ、もう少し何とか穏便にしろよと思わなくもないですね。
でもそこが丸子らしいと言えばらしいのですが。
ロードレースのスポーツ漫画としての面白さはそれほど(殆ど?)ないです。
実際今回も勝負してますがスタンディング勝負でしたしね。
でもロードバイクという乗り物の面白さは十二分に伝わってくる作品なので、
「弱虫ペダル」に影響されてロード始めた人(私とか)の入門としては丁度いい作品だと思います。
まぁ、鬼頭莫宏作品なのでいつ誰が凄惨な死に様を見せるか…、という恐怖はありますが。(笑
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