■[ラノベ]古代龍vs現代兵器「ゲート 自衛隊彼の地にて斯く戦えり 炎龍編」2巻
ゲート―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり〈2〉炎龍編
著者/訳者:柳内 たくみ
出版社:アルファポリス( 2010-08 )
単行本 ( 481 ページ )
皇女ピニャが日本と帝国の講和の仲介役をやることになって、
睡眠不足になる程に多忙に過ごす中、日本は着々と事を進めていくことに。
そして伊丹は相変わらずの太平楽なんだけど、
一族全員を失ったエルフのテュカは少しずつ病んでいき、
そこに炎龍に滅ぼされそうなダークエルフの使者であるヤオが登場して…
今回は奔走するピニャを尻目に皇子のゾルザルのお馬鹿っぷりが炸裂しつつ、
元老院たちにも日本の自衛隊が持つ現代兵器の規格外っぷりが浸透し始めてと、
帝国サイドでも中々に政治的な展開が目白押しであります。
しかしそこをぶっ壊してしまうのが伊丹という男で、
ゾルザルが日本人女性を拉致って奴隷にしているのを目の当たりにすると、
交渉とか無視して殴りかかるわチビ巨乳だけど肉体言語な栗林をけしかけるわと、
スカッとする規格外っぷりを見せてくれます。
まぁ、だからこそテュカの心を救う為に死地とも言える炎龍討伐に向かいながらも、
ロゥリィやレレイも同行する訳で…
正直あの場面では柳田の気持ちが分かりすぎるほどに分かってしまいますね。
もう伊丹のハーレムっぷりったらもうね! 羨ましい…!
それにしても組織だって連携した自衛隊ってマジ強い。
ラストのジゼルや新生龍への攻撃は最早いじめのレベル。(笑
それに対して一部を除いた日本の政治家たちの体たらくったらないよなぁ…
まぁ、ある意味そこがリアルなんだけど…
これで政治的な意味で弱毒な内容を出版化したというんだからノーマルだったらどうなるんだろう…
私、気になります!
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