■[漫画]ひとりでも想う、誰かのことを。「おひとり様物語」4巻
おひとり様物語(4) (ワイドKC)
著者/訳者:谷川 史子
出版社:講談社( 2012-08-10 )
コミック ( 146 ページ )
味わい深い谷川史子さんの中でもタイトルの通りの内容でいながら、
母子家庭から一人暮らしを始めた女性だったり、
幽霊だった同居人との思い出の話だったりと、
恋愛だけじゃない「おひとり様」を描いているのが情緒がありますよね。
第24話の掃除や洗濯、料理に対する情熱があっという間に冷めてしまい、
それが自分の為だけにやっているから、っていうのはよく分かるなぁ。
ある程度料理のレパートリーが増えちゃったらそれ以上頑張ろうという気力が、
一気に萎んでしまったことがあるので身に覚えがありすぎです。
とはいえ、第27話の汚部屋な女性の気持ちは全然分かんない…
気になる人が出来た時だけ片付けようとか、理屈は分からないこともないんだけど、
普段から片付けておけばすむだけの話なのになぁ…
とやくたいもなく考えてしまうわけであります。
勿論他にも色々と心に残る作品はあるんですよね。
偽装結婚カップルだったり、同窓会での話だったり、
人種が違うと決めてかかってた人が実は…、
な話だったりとカラフルな魅力が溢れる作品ばかりなので本当にお勧めですよ。
谷川史子作品にハズレ無し!
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