■[漫画]常盤台JCたちの活躍「とある科学の超電磁砲」8巻
とある科学の超電磁砲 08―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)
著者/訳者:鎌池 和馬
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-10-27 )
コミック ( 236 ページ )
アニメ2期も決まり、新たな一歩を踏み出した「とある科学の超電磁砲」8巻は、
単行本装丁のデザイナーも変わり、表紙の彩色もキチロクさんが担当されて本当に心機一転という感じに。
食蜂操祈の不敵な存在感と、今回孤軍奮闘にならざるを得ない美琴の心が滲み出ているようです。
そして、それでも支えてくれる友人たちのありがたさも伝わってくるかのようですね。
さて、一大イベントである大覇星祭が始まった学園都市!
原作では上条さんとのラブコメ的な約束や萌えイベントしか見えなかった美琴なんですが、
上条さんが魔術サイドからの攻撃を防ごうと奮闘し、
とばっちりで姫神が死にかけている裏側で美琴も大変な目に遭っていたとは…
学園都市はマジで危険すぎるな…!
7巻では割りとおマヌケなトコを見せていた食蜂操祈だけど、
美琴本人には能力が効かないなら、周りを操作すれば良いじゃない、
というコトで黒子たちの記憶を操作して美琴を忘れさせて孤立させるとかマジでエグいですね!
「うしおととら」の白面の者に記憶を消された麻子を見た時の絶望感を思い出されて、
うしとらのトラウマ持ちとしてはかなり心がエグられましたねー…
しかし、うしとらで鷹取さんが居たように美琴にもまだ味方は居ます。
多分食蜂操祈にとってはノーマークなだけだったんだろうけど、
ここに来て婚后さんが頼れるキャラになろうとは…!
登場初期は単なるネタキャラだと思っててすみません。
エピソードが追加された時も巨乳枠が増えたとしか思って無くて本当にすみませんでした。
いえ、今回も中学生にしては充分素敵なモノをお持ちであることを遺憾なく発揮されておりましたが!
そして婚后さんだけでなく、湾内さんと泡浮さんもまさかの活躍!
ケンカもしたことがないと言っていた二人が友人を傷つけられたから怒り、
下衆な暗部組織「メンバー」の馬場と渡り合うとか、
少年漫画の王道展開で女子中学生たちが主役なのにかなり熱い展開でしたね!
それにしても「メンバー」を使うだけでなく、自身の能力を大っぴらに使ってまで、
シスターズを誘拐した食蜂操祈の思惑がまだよく分からないんだよなぁ…
もしかしてシスターズは偶発的に誘拐しただけで、本来のターゲットは美琴なのかもしれないし。
そもそもこの事件に絡んでいるのが食蜂操祈だけとは思えない複雑さが匂ってきてるので、
今後の展開にも目が離せませんですよ。
それと余談ですが、今回MGP(MostゲスPlayer)だった馬場くんですが、
原作でも出番が殆どなかったのでその存在を割りと本気で忘れてまして、
思い出すのにかなり時間が掛かりました。(笑
まぁ、小者ですし! 仕方ないよね!
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