■[ラノベ]王道ファンタジーの開幕!「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」1巻
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか (GA文庫)
著者/訳者:大森藤ノ
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2013-01-16 )
文庫 ( 336 ページ )
公式サイト:GA文庫『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』公式Webサイト
絵師サイト:suzuhito.com
絵師twitter:ヤスダスズヒト (suzupin)さんはTwitterを使っています
GA文庫大賞が創設されてから一度も受賞されてなかった「大賞」に初めて輝いたのは、
ダンジョンを探索する王道中の王道のファンタジーにしてボーイミーツガールの、
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」だった!
という訳で元旦の更新でお知らせしたように、アキバBlogのインタビュー記事にも関わった、
ダンまちこと「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の1巻が発売になりました!
ちなみにインタビューすることになったキッカケはtwitter上でのこの発言のお陰です。(笑
いやー、何事も言ってみるもんですね!
元々本作は同名のタイトルでArcadiaのSS投稿掲示板で連載されていた作品で、
後に小説家になろうでも同時公開されてどちらでも好評を博した人気作品です。
それが前述のインタビュー記事にも書かれている通り、感想で商業デビューを促されてGA文庫大賞に応募したら、
見事に大賞を受賞するに至ったという経緯となっています。
神々が下界に降臨した世界で発展を遂げる迷宮都市オラリオに女の子との出会いを求めてやってきたベルが、
ダンジョンに潜った先で出会ったのはトップランクの冒険者アイズ・ヴァレンシュタイン。
窮地を救われるという配役が逆転したボーイミーツガールから加速していくベルの成長が見所です。
一年半前にはてなの記事で言及したことがありますが、弱かった主人公が成長していく王道ストーリーという、
20年前の少年ジャンプ作品のような熱さと面白さがあるんですよね!
ベル・クラネルという主人公にロリ巨乳な女神ヘスティアを中心として、
これから色々と出てくるキャラクターが魅力に溢れているのも目が引かれます。
ちなみに元々のWeb小説の第一部(10話構成)における4話に大幅にプラスアルファして、
設定も色々変更された内容がこの第1巻となっています。
具体的にどこが変更されたかというと冒頭のベルくんが○らす描写が削除されたり、
ヘスティアたちの拠点が下水道だったのが寂れた教会になったりと、
全体的に納得できる所ばかりですので、Web小説既読組も安心の内容です。
「アクセル・ワールド」「ソードアート・オンライン」「魔法科高校の劣等生」
「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」「まおゆう魔王勇者」「ログ・ホライズン」等々、
今までもWeb小説発の人気コンテンツが生まれてきましたが、
そういった数々の名作と並べても遜色が無い傑作ですので是非とも読んで欲しいです!
来月発売の2巻では準ヒロインのリリが出てきますし、
3巻ではこの作品最大の見せ場であるバトルが収録されるはずですので、
今から楽しみで仕方ありません。
ちなみに私はWeb原作10話のクライマックスは脳内で漫画のコマ割りどころか、
アニメーション再生までされたのでダンまちが将来アニメ化されても全く驚きませんね!
という訳で今年一押しの作品ですので是非とも手にとって欲しいです。
面白いよ!
最近のコメント