■[ラノベ]友情、ほほえみ、フェアプレー「ロウきゅーぶ!」12巻
ロウきゅーぶ! (12) (電撃文庫)
著者/訳者:蒼山サグ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-02-09 )
文庫 ( 344 ページ )
作者サイト:さぐちきん。-蒼山サグ 個人ページ-
作者twitter:蒼山サグ (SagAoyama) on Twitter
絵師サイト:てぃんくる 公式サイト Piece Gardien
小学生の半分は優しさで出来ており、残り半分には希望が詰まっている。
相変わらず小学生について語る昴さんは熱いモノがありますな。
この12巻ではついに公式戦に出られることになったけど、
まだまだ仲が良いとは言えない五年生チームと六年生チームが、
商店街のお祭りにおけるトラブルを通して絆を深める話がまず一つ。
そして後半は公式戦でついに見えることになった硯谷との試合になっているんですけど、
こちらは第2クォーターまでとなっております。
今回の表紙は真帆ですが、出番自体はそれほど多い訳ではないです。
しかし出番が少ないながらも母親の萌衣さんとの心温まるストーリーは良いモノでしたね。
ただ、その話の直後に昴がやんばるさんと一緒にお風呂という展開があったため、
全てはそれに持って行かれたなぁ、という感じはします。(笑
というか、いつもクールなやんばるさんが恥じらうとか最高に萌えじゃないっすか!
これはやんばるさんもヒロイン化くるー?
そして幼馴染み属性を持ちながらヒロインルートが危うい葵ですが、
五年生チームのコーチとしてのポジションをしっかりと築いて昴の隣りにいるのは良いんだけど、
五年生たちのオモチャにされている感がしないでもない…
というか是非ともコミカライズはここまでちゃんとビジュアル化して欲しいと思いましたね!
葵のブラはずしでおっぱい揉み揉みとか最高じゃないっすか!
それと硯谷との試合ですけど、緒戦にして最終決戦的な燃え上がりですね!
未有の成長っぷりがまるで別人なレベルでしたけど、
それ以上に試合中に精神的に成長していく怜那が凄いですね。
この急激な成長は小学生ならではなり、流石は小学生に定評のある「ロウきゅーぶ!」だな!
としみじみと思いました。
やっぱり、小学生は最高だな!
第3クォーター以降は次巻に持ち越しみたいですけど、
結構伏線が張られたままなので忘れないうちに出して欲しいモノであります。
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