■[漫画]マルコ商店街の事件手帖「それでも町は廻っている」11巻
それでも町は廻っている 11 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:少年画報社( 2013-02-28 )
コミック ( 184 ページ )
作者サイト:おかんの家4
帯に「恐怖それ町」とあるように11巻のそれ町は怖い話ばかり!
怖い話といっても色々ありますが、収録ジャンルは正に色々取り揃えてます。
小野寺浩二さんと組んで恐怖スポットに行く新作をやってる事から分かる通り、
オカルト的な事が好きな石黒正数さんですから、そういった超常的な話がありつつ、
歩鳥の迷探偵っぷりが拝めるミステリー仕立てな作風も収録されています。
石黒正数さんのミステリーと言えば「外天楼」ですが、
流石にああいった雰囲気の作風が集まっている訳ではありませんが、
巧みに配置された伏線が10巻までの内容とリンクしている構成は流石と言えましょう。
あとがきに書かれている通り、それ町は時系列がシャッフルされているので、
そこら辺お繋がりを含めて考えると凄く面白いと思います。
(参考:「それでも町は廻っている」心の家訓、一つ紺先輩は見た目も中身も可愛い!:ヤマカム)
今までにもたまにあった超常的な話もそれはそれで良いですけど、
やはり探偵に憧れていながら、そのへっぽこさを発揮する歩鳥の事件手帖が面白いです。
歩鳥の姉貴分である静ねーちゃんはあっさりと事件を解決するんだけど…
むしろ歩鳥の場合だと自分自身が事件の原因になっている場合が多いという…(笑
似た台詞なのに全然違うこの貫禄たるや!(笑
それと11巻は「恐怖それ町」ということでしたけど、
紺先輩の可愛らしさがよく出ていた11巻でもあったなぁ、と思います。
というか歩鳥のことが本当に好きですよね、紺先輩。
丸子商店街にロケに来ていた俳優さんのサインを嵐山名義で手に入れた時のこの表情!
「歩鳥がこのサインで喜ぶこと」を心の底から喜んでいますよね!
歩鳥のことが好きな紺先輩は本当に可愛いなぁ。
歩鳥には是非とも紺先輩と卒業後も密に連絡を取ってあげて欲しいです。
まぁ、歩鳥の事だから心配いらないだろうけど。(笑
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