■[ラノベ]やっぱり、小学生は最高だぜ!「ロウきゅーぶ!」13巻
ロウきゅーぶ! (13) (電撃文庫)
著者/訳者:蒼山サグ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-07-10 )
文庫 ( 296 ページ )
作者サイト:さぐちきん。-蒼山サグ 個人ページ-
作者twitter:蒼山サグ (SagAoyama) on Twitter
絵師サイト:てぃんくる 公式サイト Piece Gardien
まさかいきなり本編完結するとは思いもしませんでした…
いや、アニメ2期始まったしアニメと同時に終わるというのは、
今までにもあったことですが、それにしたって事前アナウンスなかったしなぁ…
この後、少なくとも1,2巻は出せるリソースはあっただけにただただビックリですよ…
初の公式戦にして因縁の硯谷との試合は遂に後半へ!
ライバルの未有や天才プレイヤーの怜那という強敵が覚醒する中、
慧心も実力を発揮して伯仲の試合模様を繰り広げるんだけど、
高度で熱いプレイをしていたからか事故が起こってしまい…
いやー、熱い!
ロリコンとスポコンの両輪がある本作ですが、
今回は今まで少なめだったスポコンが大きく補充されたかのような熱血展開!
小学生同士の対決とは思えないほどの高度な試合内容と、
9ヶ月間培ってきた今までの努力が結実し、みんなの成長が感じられる展開には、
昴と同じく親鳥の視線で手に汗握りながら応援していましたよ!
大人だと”たった”9ヶ月と短く感じるんだけど、
小学生にとっては9ヶ月”も”努力すれば見違うほどに成長してしまうんですよね。
当初は生意気さが鼻についた真帆もムードメーカーとして重要になったし、
紗季は初めから持っていた冷静な視点を武器へと磨き抜いたし、
ひなたちゃんは元々天使だったのが、試合をファンタスティックに彩る天使に進化したし、
智花は名実共にエースとしてみんなの支柱となりました。
そして何より一番成長を感じられたのは愛莉ですよね!
自分の高身長がコンプレックスだった愛莉が今ではそれを誇るかのように、
センターとして試合を支える活躍をみせてくれるだけではなく、
後輩の手本となるまでになって感無量ですよ!
特に葵は愛莉が踏み出すキッカケとなったっだけに感慨も一入だろうなぁ…
そんな熱い展開がもう読めなくなると思うと正直残念でなりません。
まぁ、3ヶ月を一気に進めただけに空白の期間が空いたので、
そこを補完する番外編は出るみたいですが、どちらかというとロリコン成分が多くなりそうな予感。
というか、結局昴の隣りは智花がゲットしたということで良いんでしょうか。
エピローグを読む限り更に子供の頃に出会いがあったみたいですし。
そういった所は読者の想像にお任せって所なのかしら。
何はともあれ4年半の長きに渡りロリコン成分を補充して頂きありがとうございました。
まだアニメは2期が始まったばかりですしコミカライズ版はまだまだストックがありますし、
それに番外編もまだありそうなのでこれでお別れということではないですが、
取りあえずお疲れ様でした!
やっぱり、小学生は最高だぜ!(挨拶
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