■[漫画]蒼魔の決別「まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」」9巻
まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (9) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:石田 あきら
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2013-12-24 )
コミック ( 160 ページ )
原作者サイト:m2lade JAM
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作者サイト:Life Like Love
作者twitter:石田あきら (Akira_Ishida) は Twitter を利用しています
魔王、射たれる!?
そんな衝撃的なラストだったまおゆう8巻から明けて、冒頭から波乱な9巻ですが、
忽鄰塔開催中での謀殺だっただけに大変な騒ぎに。
戦争中で危急を要する魔界の統治機構は新たな魔王を迎え入れることになり、
そこにどう見ても容疑がまっ黒な蒼魔の王子、刻印王が候補者となってくるんだけど…
魔王の暗殺から、刻印王の戴冠、その後に忽鄰塔の閉会宣言と、
魔界の統治機構の脆弱性が露呈された展開でしたねー
これは確かに魔王が言っている通り、過渡的な性質を持っていると言わざるを得ないですね。
だからこそ、魔王が頑張ってそのシステムを書き換えようとしているんですよね。
それにしても魔王の死んだふり作戦も原作を知っているとはいえハラハラしたなぁ。
何しろ8巻ラストの胸を射られた時の描写が半端ない迫力がありましたからね!
たとえ先の展開を知っていたとしても手に汗握るというものですよ!
でも、だからこそ魔王が体調を押して長たちの前に出てきたトコがカッコイイわけですよ。
これぞ為政者の威厳というものだなぁ…!
その魔王の威厳と砦将のこともあり、正体を明かした勇者だけど、
これによってまた一つ絆が深まったように思えます。
しかし人間界では魔王が廃棄した案であるマスケット銃による軍備拡大が図られていて…
いやはや、原作読んだ時よりも聖王国の王弟殿下の印象が変わるビジュアルでした。
うーん、結構悪そうな人だな、王弟殿下…
まだまだ魔王に受難は待ち受けているけれど、生みの苦しみの先にこそ丘の向こうが見えるはず!
頑張れ魔王とゆかいな仲間たち…!
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