■[ラノベ]闇鴉の雛たちの青春今昔物語「東京レイヴンズ EX2 seasons in nest」
東京レイヴンズEX2 seasons in nest (ファンタジア文庫)
著者/訳者:あざの 耕平
出版社:KADOKAWA/富士見書房( 2014-02-20 )
文庫 ( 328 ページ )
作者サイト:あざログ
作者twitter:あざの耕平 (k_aza) on Twitter
絵師サイト:—マッチョリ—
絵師twitter:すみ兵 (suminiku) on Twitter
現在アニメ放映中の「東京レイヴンズ」の短編集の2冊目が発売です。
春虎たちが1年生だった時の冬から春にかけてのエピソードと、
大友先生と木暮と幼女先輩の三羽烏が出会った頃のエピソード、
そしてちょこっとだけ11巻直前のエピソードと、
時間軸が3つほどある短編が収録されています。
陰陽師なのに式神を全力で使いながらクリスマスを楽しむ陰陽塾の塾長だったり、
節分の豆まきイベントで冬児がはっちゃけちゃうエピソードだったりと、
副題通り季節感が溢れるネタもありますけど、
個人的にはやっと春になったことで鈴鹿が出てきたのが嬉しいです。
内容的には丁度アニメにもなった春虎たちが住む男子寮訪問イベントなんですが、
地の文で鈴鹿の心情が語られている分、行間を読むことでより味わい深いものになっております!
丁度、アニメBD1巻の特典が鈴鹿を主人公にした短編だったこともあり、
アニメでは一気に花開いた感があるんですよね、鈴鹿って。
読んでる最中、あの可愛いお尻をフリフリした鈴鹿が常に脳内再生されておりましたよ。
いや、まぁ、夏目は夏目で可愛いヒロインだとは思うんですよ?
後輩たちに女だとバレそうになった時のエピソードとか萌えましたし、
三者面談での男子寮引っ越しバレとか面白かったですしね!
でもなぁ…、やっぱり鈴鹿が可愛いんだよなぁ…
陰陽塾の塾生はは闇鴉の雛に例えられることが多いけど、
鈴鹿は実力はあるんだけど、他の塾生に比べて一部精神的に未熟すぎですからね。
ある意味、春虎への恋の刷り込みが強烈に働き過ぎてる気がします。
そんな所が鈴鹿を可愛いと感じる所以なんじゃないかと自己分析してみたり。
さて、春虎たちから遡ること11年前の三十六期生の出会いの物語もあるんですが…
大友先生が学生の頃から飄々としていたのは予想通りでしたけど、
木暮が結構やんちゃしてたのはちょっと驚きでした。
9巻では大人として確固とした在り方を見せただけに、
もうちょっと真面目だったのかと思いましたが、
確かに今までの話を読み返すと、結構破天荒っぽいエピソードもありましたねー
まぁ、幼女先輩は昔から変わらず幼女先輩でブレてなくて安心しましたが。(笑
さてさて、本編ですが11巻は4月発売みたいですね。
その前にも各種外伝だったり、アニメのクライマックスだったりがありますが、
やっぱり一番の楽しみは本編の続きかなぁ…
早く本編でも鈴鹿に会いたいので再登場に期待です!
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