■[漫画]主人と執事の信頼関係「笑うあげは」3巻
笑うあげは3巻
出版社:竹書房
作者名:田中ユタカ
作者twitter:田中ユタカ (@tanakayutak) | Twitter
Kindle版:笑うあげは (3)
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全盲の美女で大金持ちで大の麻雀好き。
そんなあげはさんの強さと強かさが光る3巻です。
他人の人生を賭けた大博打にも乗って上げる度量があり、
他人の吉花さんを信じられるくらいの器量もあり、
そして何よりも麻雀が大好きなあげはさんが今回も格好いいです。
この3巻では女執事の吉花さんの出番が多かったですね。
「蝶と花」のその2とその3が特に良かったです。
自称豪遊王にしてその実は人間が小さい茨目という男を、
完膚なきまでに叩きのめすストーリーなんですが…
特殊麻雀「主人と執事」というギミックも良かったですが、
そのギミックを活かしきった上で描かれた、
あげはさんと吉花さんの絆が素晴らしかったです。
吉花さんに全幅の信頼を寄せて、その信頼に応えた吉花さんの良い笑顔!
あの晴れやかな笑顔は最高でしたね!
もちろん、二人が戯れている時の笑顔も最高でした。
それとラブコメ好きとしては「いたずら猫たちの罠」も見逃せません。
東が他の女性に鼻の下を伸ばしているのを察して、
機嫌が悪くなっているあげはさんが可愛いと思うのです。
いつもは超然というか飄々というか、そんな感じなのに、
東に対してだけは感情を表に出しているような気がするんですよね。
そこがまた魅力的ではあるのですが、
問題は東がそこに気付くことができるのか、ということでしょうか。
東はあげはさんを恋愛対象というよりも崇拝対象にしている気が…
実際のところどうなんでしょうね。
3巻もとても面白かったです。
次の4巻も楽しみですね。
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