■[漫画]君の名は。「座敷娘と料理人」2巻
座敷娘と料理人2巻
出版社:スクウェア・エニックス
作者名:佐保里
連載サイト:座敷娘と料理人 | ガンガンONLINE
Kindle版:座敷娘と料理人 (2)
DMM電子書籍:座敷娘と料理人 (2)
誰も居なくなった田舎の旧家に宿る座敷童子の神様と、
神様が見える住み込み管理人バイトの青年タオによる、
少し不思議でちょっとほんわかする日常&グルメ漫画です。
姫様は神様なんだけど、タオが作るお供え料理にメロメロで可愛いのです。
不思議な存在は姫様だけでなく他にもいるんですけど、
今回は近所のお稲荷さんのところに住む可愛い子狐の小鐘くんも出てきます。
その小鐘くんが巻き起こすちょっとした騒動から、
タオの過去が垣間見えるんだけど…
確かに罪滅ぼしと友達付き合いって難しいもんですよね…
こういった後悔ってのは多少の差はあれど、誰もが持ってるんじゃないでしょうか。
だから、その後悔を反省して、今回はちゃんとした対処が取れたのは、
ちょっと救われた気がします。
そして2巻でメインとなる話なんですけど、
これがまた少し不思議系なイベントで!
タオが朝目覚めたら知らない女性の身体に宿っていた…!
「君の名は。」的なシチュなわけですが、
精神交換型のあちらとは違ってこちらは精神憑依型の性転換なわけで、
タオとこの女性、美夜子さんは頭の中で同居状態で、
空腹度合いで切り替わるという何とも不思議なことになってるんですよね。
タオからすると3世代くらい前の時代のお屋敷での日常なわけですが、
当時は和服が当たり前だったので、女性の和服での過ごし方に戸惑う所とか面白いですね。
洋服が当たり前の現代から考えると歩幅が制限される服とか不便で仕方がないけど、
当時はそれが当たり前であり、ある意味礼儀の一環だったんでしょうね…
時代を超えての性転換モノというのも、中々に興味深いものなのであるなぁ。
料理漫画的には少ない材料と竈といったローテク環境でも、
スイートポテトとか作れるんだな、と驚きました。
タオってばなんだかんだで状況適応力高いですよね。
それにしてもスイートポテトが美味しそうである…
それと現代に戻ってクリスマスにタコパをやってましたけど、
ロシアンたこ焼きは結構キツいものがありますよ。
若い頃に今はなき巫女居酒屋の月天で食べたことあるけど、
当たりの激辛はマジ痛かったです…
流石に姫様向けだとそれほどでもないだろうし、
ちゃんとたこ焼きに良い印象を持てているようだし良かったです。
さて、次巻は新キャラ登場ですよ。
というか3巻まで続いてくれそうで少しホッとしています。
最近のガンガンONLINEはオリジナルの新作に厳しい印象があるからなぁ…
末永く頑張って欲しいものであります。
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