■[ラノベ]嫁取り物語「理想のヒモ生活」13巻
理想のヒモ生活13巻
出版社:主婦の友社
作者名:渡辺恒彦
作者サイト:渡辺 恒彦
絵師名:文倉十
絵師サイト:ハイノハナ
絵師twitter:文倉十 (@haino) | Twitter
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理想のヒモ生活、待望の13巻です!
ついにフレア王女の故郷であるウップサーラ王国に到着した善治郎一行は歓迎されるも、
第一王女であるフレアを側室に迎えたいことを進言すると非難轟々になってしまう。
そんな善治郎に対して第一王子エリクが持ち出した条件が「成人の儀」を受けることで…
脳筋戦士たちを相手にヒヤヒヤしながらも上手く立ち回る善治郎が格好良いですね。
筋肉や度胸や根性を信条としてそうな戦士たちを言葉巧みに立ち回り、
時空魔法という反則技を使いこなして熟練の戦士たちの度肝を抜いて、
付与魔法で強力な魔法が施された魔道具で圧倒するとか、
とても爽快感があるというか、スッキリしますね。
まぁ、それだけの力を手にしながら驕らないところが善治郎の一番凄い所なんですけどね。
自分の実力と度胸のなさを一番知っているからこそ、出来ることしかやらないんだけど、
出来ることは精一杯やるところに好感が持てるんですよ。
それによって成し遂げたことには称賛を惜しまない脳筋戦士たちは、
これはこれで気持ちが良いものだな、とも思いますが。
それにしてもフレア王女はかなりお転婆だと思ってましたが、
公衆の面前でのプロポーズみたいなことがここまで大きな出来事だったとは…
あの頑固なエリク王子も簡単に折れ、聡明な双子の弟も完全に想定外とか、
これはお父さんも頭が痛いことでしょうw
惜しむらくはフレア王女がメインの物語だったことで、
ルクレツィアの出番がほぼ皆無になってしまったことでしょうか。
ウップサーラ王が懸念している事実に関しては次巻以降に持ち越しでしょうね…
取りあえず今回で長かった北大陸の話も一段落ですね。
次はまた双王国との話になるのかどうか…
どちらにしろ善治郎に心労が溜まりそうなのが心配ですね。
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