■[漫画]リクオとハルのその後の話「イエスタデイをうたって after word」
イエスタデイをうたって after word
出版社:集英社
作者名:冬目景
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アニメ版を第2話まで観たんですが、予想以上に「イエスタデイをうたって」でしたね。
冬目景さんの空気をちゃんと出していながらアニメーションになっていて、
アニメスタッフの意気込みと確かな実力を感じさせられましたが、
この「イエスタデイをうたって afterword」に収録されている冬目景さんとアニメ監督との対談を読んで、
その理由の一端を垣間見られた感じです。
この「イエスタデイをうたって afterword」は先日グランドジャンプに描き下ろされた、
リクオとハルのその後を描いた後日談エピローグが収録されているんですが、
これがもう流石のクオリティでして。
あぁ、リクオとハルはあの後も生きていたんだなって。
そしてこれからも生きていくんだなって感じさせられましたね。
他にも未収録だった「イエスタデイをうたって」の番外編も収録されてて、
コレクター的にも垂涎の単行本なんですが、
冬目景ファンとしては後半に収録されている短編も良いものです。
20世紀の読み切りと書くと古すぎると思われるかもしれませんが、
これはこれで味わい深いものがありますよ。
特に2015年掲載の「夏の姉」がすこぶる面白くてですね!w
大学に進学した兄が夏に帰省したら姉になっていた、という話なんですが、
LGBT的な重さは全くなく、凄く軽くて楽しいんですよ
これは主人公の兄妹のキャラクター性に拠るところが大きいし、
何よりもオチが最高だったせいだとは思います!w
あと、冬目景さんが沙村広明さんを女装させた犯人だと知っていれば別の笑いも出てきますね…!w
冬目景ファンとしては是非とも手に入れて欲しい一冊ですが、
このご時世だと開いている本屋に行くのも一苦労でしょうし、
まずは電子書籍版を買って、落ち着いてから紙書籍を買うなりした方が良いかもしれませんね…
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