■[漫画]夫婦捕物帖「うちの旦那が甘ちゃんで」1巻
うちの旦那が甘ちゃんで1巻
出版社:講談社
原作者名:神楽坂淳
原作者twitter:(2) 神楽坂淳さん (@YNUmpCeRCKStTxt) / Twitter
作者名:雷蔵
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文政八年、十一代将軍徳川家斉の治世の江戸。
その平穏を護るために組織された町奉行所の風烈廻り同心の紅藤月也は、
あまりにも人が良い甘ちゃんなんだけど、
嫁の沙耶さんはそんな月也さんのことが大好きで、
何とか仕事でも支えようと男装して小者となってしまうのだった…!
私は中途半端に江戸時代モノが好きでして、
時代小説を読むほどではないのですが、こういったコミカライズをされると読んでしまうのです。
江戸時代の風俗事情というか庶民にとっては当たり前のことを、
蘊蓄として出されると興味深く読んでしまうのです。
井戸端会議という現代でも残っている言葉の所以とか、
時代劇モノが好きな人にとっては有名な話ですが、
知らない人にとっては興味深いでしょうしね。
それとこの漫画の面白いところの一つは、
やはり月也さんと沙耶さんのラブラブ夫婦っぷりだと思う訳ですよ。
月也さんの明け透けな言葉に照れまくる沙耶さんは、
夫婦なのに初々しくて可愛いですよね…
まぁ、夫婦の夜の営みについて天下の往来で言っちゃうとか、
流石に明け透けすぎるとは思いますが…w
あと、忘れてならないのが、
同心としての仕事を支えるために、
沙耶さんが女としての武器を使うことですね。
もちろん、エッチな意味ではなく、
井戸端会議に代表されるように女のネットワークで得られることができる情報収集と、
その情報流布による犯人の誘導ですね。
男尊女卑の時代にこれは効果的でしょう。
それにしても有能な上司たちに恵まれてますね、月也さん。
嫁さんと良い、人間関係に恵まれてらっしゃる…
1巻では二つの事件を取り扱ってますがどちらも面白いですね。
2巻も楽しみです。
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