■[漫画]日本の流儀「王様の仕立て屋 ~下町テーラー~」11巻
王様の仕立て屋~下町テーラー~ 11巻
出版社:集英社
作者名:大河原遁
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初っ端から「こづかい万歳」のステーションバー怪人のパロをやりつつ、
中身は「野原ひろし 昼メシの流儀」のパロった夫婦が出てきてました。
昔から王様の仕立て屋はパロネタが多かったですからね。
衰退した日本らしい悲哀に満ちたサラリーマン像がそのまま描かれてましたが、
その中でもちゃんと粋なところを見せてくれるのは流石だと思います。
とはいえ、やっぱりもう少しお金は欲しいものですなぁ…
お金で買えない幸せはあるけれど、お金があれば平和になることも多々あるんやで…
今は冬ですが作中は夏なので半袖シャツの装いの話も出てきましたが、
日本人が半袖シャツそのものにあまり忌避感がない理由が端的に述べられてて納得でした。
確かに制服はドレスシャツだし、半袖でしたね。
というか、寒冷なヨーロッパの服が亜熱帯の日本でそのままで通用するわけがないんですよ。
下町テーラー編では日本だからこその仕立てが多かったですが、
この半袖シャツも日本の需要にマッチしたお題だと思います。
それと今回の巻末漫画はマリトォッツォネタでしたね。
最近は少し下火になってきたとはいえ、
イタリアの料理ですから、長年イタリアを舞台にしてきたこの作品にこそ相応しいですね。
しかしジラソーレさんもマリトォッツォに憤慨してても、アパレル業界ですしね…
食の方面は伯爵とかに任せた方が良いと思いましたw
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