■[漫画]猫好きの聖地「ラーメン赤猫」1巻
ラーメン赤猫1巻
出版社:集英社
作者名:アンギャマン
作者twitter:アンギャマンさん(@ANGYAMAN) / Twitter
連載サイト:ラーメン赤猫 – アンギャマン | 少年ジャンプ+
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猫がラーメンを作り、配膳し、会計するお店「ラーメン赤猫」
そこに叔母の紹介でやってきた社珠子ちゃんは、
ブラッシング、掃除、製麺助手といった裏方で働くことになったのだった…!
ジャンプ+のインディーズ連載で始まったこの作品は、
一部のコアな猫好きの方々から熱狂的な支持を得て人気が爆発し、
単行本化がされない契約だったはずが、契約を変更してまで単行本化され、
ついにはインディーズ連載から正式連載にまで至ったジャンプ+ドリームの体現者なのです…!
「一つの大きな嘘。他は徹底的なリアル」というのが漫画やアニメでの面白さの秘訣ですが、
この作品では猫が喋って働く、という大きな嘘以外はとても丁寧に作られているんですよね。
猫毛が入らないように丁寧にブラッシングをする必要があったり、
猫だからネギを使ったスープを作れなかったり…
なるほどなぁ、と思う所が多いんですよね。
それに優しい客だけでなく、クレーマーや突撃系動画配信者といったクソ客まで描いてて、
現実から逃げてない、本当によく出来ている漫画だと思います。
それでいて漫画らしくファンタジーな所もあるんですよね…
虎のクリシュナちゃんに包まれながら、
猫のハナちゃんの温かみまで感じながらの午睡とか、
多くの猫好きにとっては羨望の眼差しを受けること間違いなしなところとかね…!
不眠症の人も、これならぐっすりと寝られそうです。
元ブラック企業勤務だった社さんが、
ラーメン赤猫で働くことで心が癒されるだけでなく、
今まで発揮できなかった実力を活かしはじめる、というのも良いですね。
社さんみたいに真面目な子が生きやすい世の中になると良いなぁ。
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