■[漫画]攫われたキャスカ「ベルセルク」42巻
ベルセルク42巻
出版社:白泉社
作者名:三浦建太郎
紙書籍通販:ベルセルク (42)
DMM電子書籍:ベルセルク (42)
不世出の天才、三浦建太郎さんが亡くなられたことで未完の大作となった「ベルセルク」
だが、その無二の親友であり物語の終わりまで打ち合わせをしていた森恒二氏が監修し、
その画業の弟子たちが作画をすることで、不完全ながら結末まで描かれることになりました。
もちろん、そのクオリティーは三浦建太郎さん本人が描かれるものではないから100点満点ではありません。
贔屓目に見ても90点がせいぜいだと思いますが、
それでも何も描かれない零点よりかは全然良い。
故人となった親友から託された森恒二氏の漢気には感じ入るものがありますしね…
『#ベルセルク』42巻発売まであと3日!
本日は42巻に収録される、監修を務める森恒二先生のあとがきを公開させていただきます。
引き続き『ベルセルク』をご愛読いただけるよう何卒よろしくお願い申し上げます。#BERSERK #森恒二 pic.twitter.com/VGatgZrk2W— ベルセルク公式 (@berserk_project) September 26, 2023
彼らにしか描けない「ベルセルク」の続きは絶対に読んでみたいです。
三浦建太郎さんが何を目指して描いていたのか、是非とも知りたい…!
とはいえ、この42巻はとても非道いというか、悲惨な運命がガッツたちに待ち受けていて、
読んでてツラくてかなわないというか、キツかったですね…
折角安住の地に辿り着いたと想ったのに、
定理を覆すかのように現れたグリフィスがキャスカを攫うだけでなく、
その余波で島が崩壊して、現世から去る者が続出するとか…
ダナンちゃんにはキャスカのことで世話になったし、
イスマはイシドロと仲良くなれたというのに…
これは、本当にツラい…
何より、ガッツの心がバッキバキに折れたのが剣への信頼が崩れたことでしょう。
今まで異形の者どもを相手でも剣で叩き斬って活路を見出していたのに、
グリフィスには一太刀も当たらないとか、チートにもほどがありますよ。
どうやればガッツが立ち直るのか見当も付きません。
そこに泣きっ面に蜂の如く、船がクシャーンに襲われた訳ですが、
果たして彼らとの邂逅がどういったものになるのか…
本当に続きが気になるので、何とか完結まで描ききって欲しいです。
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