■[漫画]背中を押されるようにまっすぐ前へ「メダリスト」9巻
メダリスト9巻
出版社:講談社
作者名:つるまいかだ
作者サイト:ratum – BOOTH
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『 #メダリスト 』
キャラクター紹介①🏅⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱
結束いのり🎒
CV. #春瀬なつみ小学5年生🏫
スケートに対する強い情熱を持ち、独学で練習していた。司との出会いと指導により、天賦の才能を開花させていく。#medalist pic.twitter.com/yRp3HBd1tH— 『メダリスト』TVアニメ公式⛸🏅 (@medalist_PR) October 19, 2023
いのりちゃん役が春瀬なつみさんに決定して、本当に良かった…!
元々作者のつるまいかださんはデレステの薫ちゃんファンで、
その縁から声優の春瀬なつみさんの重度なファンになり、
春瀬なつみさんがフィギュアスケート好きだから好きになり、
春瀬なつみさんで当て書きしたかのようなヒロインのいのりちゃんが主人公で始まったのが、
この「メダリスト」ですからね。
そりゃ春瀬なつみさん以外にできるはずがないんですよ…!
そんな春瀬なつみさんが演じる予定のいのりちゃんですが、
全日本ノービスでは光ちゃんが最高すぎる演技をしたが故に、
他の選手が調子を崩してしまうんですよね…
どの子も彼女たちなりの人生を賭けて滑っているのに、
光ちゃんという圧倒的な演技に影響されてミスをしていくのは、
読んでて、とてもツラいものがありましたよ…
洸平くんが言うように、才能はみんなあるんだけど、
それを活かせるかどうかが一番重要なんですよね…
漫画家の才能はあるのに、それを活かそうとしなかったり、
活かそうにもできなかった人を何人も見てきたので、それがよくわかります。
そんな中で始まったいのりちゃんの演技ですが、
これがもう凄かった…!
光ちゃんに勝つために土壇場で構成を変えるところも凄かったですね。
4回転サルコウをただ跳ぶんじゃなくて、
更に付加価値をつけてくるだなんて、度肝を抜かれましたよ。
でも、光ちゃんのようにジャンプの難易度を上げることをひたすら目指すのが、
いのりちゃんが目指したスケートじゃないんですよね。
いのりちゃんが目指すスケートは司くんが滑る美しいステップにあるんですよ。
そのステップシークエンスというものが私はよく分からなかったんですけど、
かなり重要な上に複雑なんですね。
いのりちゃんは司くんを信じて、憧れて、ひたむきに努力を重ねてきたからこそ、
レベル4という偉業を達成できたんだけど…
それ以上にグッと来たのは心が成功に囚われそうになった時に、
司くんから教えられたことをきちんと思い出せたことですね。
足をゆっくり降ろすことといい、
どこまでも愚直なまでに司くんの教えを吸収したいのりちゃん…
そこまで全幅の信頼を寄せられたら司くんもあの結果は悔しいだろうなぁ…
本当に、この物語はいのりちゃんと司くんのダブル主人公なんだな、と心で感じます。
今回でノービス編が終わり、次巻からはジュニア編です。
中学生になり、身体が大きくなってきたことで、色々と変わってくる少女たちが、
今度は世界を相手に演技をしていくんですよ…!
頑張れ、いのりちゃん…!
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