■[漫画]三姉妹の厄介な恋模様「百木田家の古書暮らし」5巻
百木田家の古書暮らし5巻
出版社:集英社
作者名:冬目景
紙書籍通販:百木田家の古書暮らし (5)
Kindle版まとめ買い:百木田家の古書暮らし
DMM電子書籍:百木田家の古書暮らし (5)
梓沢さんは従兄ではなく伯父の浮気相手の息子だった…
そんな複雑な距離感が判明したことで、
雪解けを迎えていた二実はまたもや梓沢さんとの心の距離が離れてしまい、
メンドクサイ関係に戻るんだけど、
一果ちゃんや三稔もそれぞれに面倒な恋愛模様を繰り広げていて…
三姉妹はそれぞれ全然趣味嗜好どころか恋人に求めるモノまで全て違うけれど、
だからこそなのか、お互いに良い距離感を保っていると思うんですよね。
話し合いができて、フォローもできるんだけど、
踏み込みすぎない距離感がとても良い姉妹だと思います。
長女の一果ちゃんは初恋が忘れられずにバツイチにまでなった女。
その初恋相手が旧友である彼女にフラれて凹んでいるところを、
何とかモノにしようと全力を出し始めたんだけど…
口ではこんなこと言ってるけど、一果ちゃんは良い子だからなぁ…
絶対に初恋相手の先輩が幸せになるために全力を出しちゃうし、
その幸せは元カノとの復縁だからね…
それを理解できているからこそ、一果ちゃんは報われないと思います。
次女の二実は相変わらず面倒なんですけど、
妹には見事にその現状を看破されてますね。
ここまで心を抉るような本質を指摘されて、
逆切れすることもなく凹む当たり、姉妹の仲は良いですよ。
三稔は父と同じように、見ていないようで、しっかりと姉たちのことを見ていますね。
そして三女の三稔もまた面倒な恋をしているんですよね…
三姉妹の中で唯一の学生なので、
好きな人が困っていてもすぐに助けてあげられないもどかしさが有って、
それがとても若くて、眩しくて、切ないです。
それにしても三姉妹それぞれに本当に面倒くさそうな恋模様ですね。
二実は心の持ち方一つで簡単に何とかなりそうですけど、
それができないから問題なんですよねぇ…
何とか頑張ってほしいところです。
最近のコメント