■[漫画]京大アイデンティティクライシス「ヨシダ檸檬ドロップス」1巻
ヨシダ檸檬ドロップス1巻
出版社:小学館
作者名:若木民喜
作者サイト::: HoneyDipped ::
作者twitter:若木民喜さん(@angelfrench) / Twitter
紙書籍通販:ヨシダ檸檬ドロップス (1)
DMM電子書籍:ヨシダ檸檬ドロップス (1)
コロナ禍と浪人生活を乗り越え、晴れて京大生となった山川可志夫。
だが、京大で出会った同級生の多くは京大がゴールではなくスタート地点だったことを知り、
可志夫がアイデンティティが崩壊し、京大生恐怖症になってしまうのだった…!
そんな可志夫が京大で再会したのは、
高校時代は同じマンドリン部で、
今はプロレスサークルを一人で立ち上げた女傑、キッドこと沢北陽子。
この物語は京大で一番有名な女子に告白された京大生恐怖症の可志夫が、
断って逃げ出すところから始まるラブストーリー…!
作者の若木民喜さんが京大出身なのは有名ですが、
まさか京大を舞台にしたラブコメを始めるとは思いませんでしたね。
既存の作品でも京大が舞台の作品は多々ありますが、
そこにこの作品がまた一つ追加されるのだなぁ…
私は弟が京大生だったので、
京都で飲み会が有ったら泊まりに行ったり、
PCが壊れてレポートがピンチになった弟のために、
車に予備PCを積んで比叡山を越えて届けに行ったりしたので、
多少は地理には明るいつもりですが、流石に京大生のランチ事情までは知らないですねw
京大は平地にあるからランチの選択肢が色々と有って羨ましいな…
待兼山はその名の通り山の上だったから選択肢は学食しかなかったぜ…
まぁ、そもそも貧乏学生にはランチにそれほど金を使えなかったんだけどね。
それはともかく、可志夫の京大恐怖症というのもわからんではないです。
「勉強ができる」というのは一般的には個性の一つなんですけど、
「勉強ができる」のが当たり前の集団にいると埋没しちゃいますからね。
そこから自分だけの個性を見付けるのが難しいんですよ。
可志夫はマンドリンという個性があるけど、それに気付いてないし、
そんな可志夫のことが好きだという陽子の気持ちにも向き合えてないんですよね。
しかし陽子はプロレスやってるだけあって、
骨格や肉付きが良くて、個性が強いですね。
可志夫を簡単に持ち上げてるし、わりと新機軸なヒロインだと思います。
そんな陽子がどのような経緯で可志夫に惚れたのか…
そして現時点では逃げ腰な可志夫が今後どのようにして陽子に惹かれていくのか…
わからなくて、気になります。
最近のコメント