■[ラノベ]ラブコメ多めの短編集「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち」7巻
新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち7巻
出版社:KADOKAWA
作者名:佐島勤
絵師名:石田可奈
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作中の季節はハロウィン!
という訳でハロウィンの仮装イベントは100年後にも残っているため、
アリサや茉莉花だけでなく、一条家の女性陣もコスプレしたりと、
見た目が華やかな短編やラブコメ成分が多めの短編が収録された7巻です。
「それぞれのハロウィン」では女性陣の仮装が見られます。
ハロウィンの仮装イベントでは実際にコスプレする一条家も良いけれど、
ARデータ上で可愛いじゃれ合いをするアリサと茉莉花も良いですよね。
カラーピンナップで一部の衣装は見ることができたけど、
できれば他のバリエーションも挿し絵で見たかったです。
「蟹パーティー」では十文字竜樹が一条家にお呼ばれする話なんですが…
十師族同士の付き合いとか、大きな家は面倒なものですねぇ…
まだ高校生だし跡取りでもない茜には難しいかもだけど、必要なのは確かですね。
ただ、それ以前に同格の家柄で男女という時点で気を遣う面が大きそうですね。
茜は吉祥寺に一途なので、お節介なご両親に翻弄された竜樹が大変そうだったけど…
十師族としての問題というより、年頃の高校生らしい問題で微笑ましかったです。
「憧れのあの人」は達也にFLTに招待された明がアリサに同行を頼んだら、
当然のように茉莉花も着いてきて、更には他の面子も同行することになった話ですね。
前巻でアリサも達也に面通しするんじゃないかと思ってたら案の定でした。
ちょっと意外だったのが、十文字克人の達也への印象は揺るぎないものだったことですね。
本編では一時は衝突したものだけど、それでもあれだけ信頼しているというのは、
克人の人間の器の大きさを感じました。
明と面接した達也ですが、深雪も同席してるってことは影武者じゃなくて本人ですね。
後輩を相手にナチュラルに惚気ていて、とてもニヤニヤできましたw
そして久しぶりに啓先輩も出てきましたけど、
明が妹だと大変そうだな、と思いました。
「クリスマスの前に」は茉莉花とアリサ、それぞれのラブコメですね。
ラブコメというよりも、一方的に言い寄られたので断る、という話ですが…
どちらも高校生の年代だったら有りそうな話なだけに、
作者が目指している普通の中高生の日常の雰囲気は出せていると思います。
まぁ、百合の間に挟まる男はノーサンキューだと思うので、
しばらくは二人が男と恋愛するとは思えませんけどね…w
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