■[ラノベ]アイドルとホームレスの漸近線「神様のメモ帳」7巻
神様のメモ帳 7 (電撃文庫 す 9-15)
著者/訳者:杉井 光
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-07-08 )
文庫 ( 345 ページ )
作者サイト:杉井光・公式サイト NEET TEEN
作者twitter:杉井光 (hikarus225)はTwitterを使っています
絵師サイト:迷子通信
絵師twitter:岸田メル (mellco) on Twitter
遂にアリスの可愛さが全国のお茶の間に届けられ始めた頃に7巻の発売。
久しぶりの1巻丸ごとの長編はどこかやるせない気持ちを抱かせられる、
哀切感が多分に含まれるホームレスとサバゲーとアイドルの物語。
少佐の過去も織り交ぜながら進む探偵の仕事は辛いモノがありました。
まぁ、それはそれとしてアリスの可愛さには拍車が掛かりまくりで、
天然ジゴロっぷりが師匠に鍛えられたせいか鳴海の台詞にキョドりまくりのアリスは、
もうとっととくっついちゃえよ、と言ってしまいたいくらいの愛らしさでした。
というか、鳴海が心配すぎて外出しまくりとか、引き籠もりニートだったはずなのに…、
アリスは本当に可愛いなぁ。
かつて夜逃げした父をホームレスの中に見付けた人気絶頂のアイドル夏月ユイの依頼で、
渋谷の公園でホームレスを纏める立場のギンジさんを訪ねることから始まった事件は、
ホームレス襲撃事件を起こす集団が絡むことで悲惨な結末を迎えることに…
帰る場所たるホームを失った人たちが望む、ただ一つのものを護るために起こった、
不可解な事件をニート探偵が悲しくも解き明かします。
それにしても普通の高校生と言い張っている鳴海ですが、
ヤクザと野球やったり、ドラッグやったり、チャイニーズマフィアと悶着起こしたり、
そんな波瀾万丈な生活を送っておきながらよく言えるモノだな、と。
しかも人気アイドルと割りと良い感じになってて流石はジゴロとしか。
彩夏やメオといった候補もいるけど、やっぱり本命はアリスなんだろうけど、
はてさてどうなることやらですね。
ちなみに今回の公園のモデルになったであろう渋谷の宮下公園に先日行ってきましたが、
確かにフットサルやクライミングの施設が充実しててリア充臭が漂ってましたね。
ただその真下では相変わらずホームレスの人たちがいるみたいですが。
こう言っては失礼でしょうけど、逞しいなぁ…
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