■[ラノベ]試召戦争、大激戦!「バカとテストと召喚獣10」
バカとテストと召喚獣10 (ファミ通文庫)
著者/訳者:井上堅二
出版社:エンターブレイン( 2011-12-26 )
文庫 ( 254 ページ )
作者サイト:始まりは謝罪から
作者twitter:井上堅二 (Kenji_Inoue_)onTwitter
絵師サイト:FOX_TALE ENTRANCE
絵師twitter:
半年前に出た新刊は短編集だったので本編は実質約1年ぶり。
なので流石に少々内容を忘れかけている中で読み始めたのですが、
そういえば試験やってたんだよなぁ、などと暢気に思っているのとは裏腹に、
割りとどのキャラも思惑は様々ですが真剣に戦ってました。
今回は試験がメインという雰囲気だったので、
お馬鹿なコメディ分は当然あるんだけどラブな成分も控えめで、
そっちを楽しみにしている人にとっては若干味気なかったかもしれません。
試召戦争そのものは雄二の策も結構ハマっていて面白かったんですけどね。
今回はあの謎の雰囲気を振りまきまくっている転校生だけじゃなく、
イケメンだし頭も良いんだけど、極端に騙されやすい三年生首席の人が出たりと、
割りと新鮮なキャラがいる上に、最後の最後で色々かき回してくれるので、
雄二たちF組だけじゃなく、もやもやしちゃいますね。
しかし姫路さんのあの話だったり、最後の展開だったりと、
シリアスな展開でありながら良い所で終わるこの辛さったらないですね!
これでまた半年や1年待たされたらホント困りますよ。
本業もあるから大変かと思いますが何とか早めに出して欲しいものです。
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