■[漫画]男とは余計なことをする生き物なんだよ…「高杉さん家のおべんとう」5巻
高杉さん家のおべんとう 5 (フラッパー)
著者/訳者:柳原望
出版社:メディアファクトリー( 2012-03-23 )
コミック ( ページ )
作者サイト:柳原望・公式web「天水花苑」/home
現実の時間と作中の時間がリンクしているために作品内でも卒業シーズン。
ということで表紙は久留里の卒業式の記念写真なんですが…
久留里が温巳の家に来てから3年近く経ったんだなぁ…
3年間で久留里は友だちを作ったり料理の腕が上がったりしたけど、
肝心の保護者である温巳はというと…
今回は温巳が就職するために色々と頑張ってみるんだけど空回りばかりという、
まぁ、何というかいつも通りなんだけど少しは成長もしてるかな? といった所。
何しろWikipediaでは
鈍感で心理的洞察力及びその学習能力に乏しい上にドン臭い。何事にも懸命だがやることが裏目に出て空回りすることが多い。また、研究以外における対人能力にも乏しい。
とボロクソに書かれてますからね!(笑
ここらで一つ良い所を見せて欲しいんだけど…
就職でも久留里の受験でも恩師への謝恩会でも外しまくるという体たらく。
でも教え子にはきちんと指導しているのはポイントアップかな?
まぁ、オチがアレでしたが…
しかし小坂さんは流石に恋をしているだけあって久留里の気持ちには気付いちゃいましたね。
29歳でも恋したら全員女の子ですよ! 恋する女の子は可愛い!
もっとも、その思い人である温巳がアレなのには本当にアレで良いの?
と問いたくなる気持ちはありますが…(笑
まぁ、温巳にも良いトコありますよね! 単純に真面目で良い人ってだけかもしれませんが!
やっぱり鈍感だったり洞察力なかったりするけど…
しかし今回は温巳よりもマルくんの方が成長度が圧倒的に高かったですよねー…
久留里のナイスアシストってのもありましたが、進路相談を機に一気に前に進めた感じがします。
というか丸宮パパさんはちょっとズレてるトコはあるけど良い保護者ですよね。
高杉家とはまったく違った形だけど家族として良い形を今後も築いていきそうです。
あと、丸宮兄と温巳が余計なことやって失敗して成長するというプロセスに共感しまくってて、
何だかんだでこの二人は良い師弟コンビだなぁ、と想いました。(笑
最近のコメント