■[漫画]祐二を求めてタイタンの湯「世界の果てで愛ましょう」6巻
世界の果てで愛ましょう 6 (電撃コミックス)
著者/訳者:武田 すん
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-04-27 )
コミック ( 193 ページ )
作者サイト:たけだ動物園
記憶喪失→実の兄の涼馬(♀へ性転換済み)を押し倒す→家出
というコンボを炸裂した祐二が流れ着いたのはタイタニア王女アリシアが経営するタイタンの湯。
戻れない祐二が住み込みバイトを始め、一番テンパってるのはアリシアな訳です。
今回は恋する乙女なアリシアがやたら可愛いかったです。
しかし涼馬は馬に蹴られるどころか馬を蹴る勢いでアリシアの恋路を邪魔しまくりですね。
祐二を何とか連れ戻そうとあの手この手と妨害しまくりでアリシアにちょっと同情するレベルですよ。
というか涼馬は祐二に押し倒されたことだって全然気にしてない器の大きさですよ。
まぁ、何にしても良いトコで落着したので、今後のアリシアさんの恋路にも期待です。
カバー下おまけ漫画を読む限り祐二の方も離れられないみたいですしね。(金銭的な意味で
それと後半の手前に入っている「餃子の王子様」はコメディとして面白いです。
涼馬に教わった餃子の中身を間違って全国放映してしまった王子の尻ぬぐい的な話なんですが…
王子をアゴで扱き使う涼馬が餃子の味を求めてひたすら頑張り、
涼馬が餃子に思い入れがある理由も良い話なんですが…
まぁ、何とも綺麗にコメディでしたね!(笑
そして後半では少しずつ毒されていってる涼馬が見られるんですが、
このままなし崩しに花嫁エンドに行かなくて、ここにきて大きなストーリーの転換点に。
王子に忍び寄る魔の手と、巻き込まない為に愛してるからこそ涼馬を突き放そうとする王子。
でも敵の方が一歩先を行っていて、果たして連れ去られた涼馬ははたしてどうなるのか?
何となく物語の終盤っぽいので次回あたりで最後だったりするのでしょうか?
何はともあれ7巻も期待です。
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