■[漫画]パワフルな地味「ベイビーステップ」21巻
ベイビーステップ(21) (講談社コミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2012-04-17 )
コミック ( 192 ページ )
遂にエーちゃんの未来を決する全日本ジュニアの開幕。
そんなシチュエーションだからこそ、流石にプレッシャーで調子を崩しますが、
でもそこからしっかりと立ち直るのがエーちゃんですよね。
初めの関門は全国でも有名なんだけどちょっと知名度に欠ける岡田。
難波江も評価しているプレイヤーなんだけど、
ガタイは良いのに「もってる」か否かを気にするネガティブ思考なんだけど、
テニスのスタイルはハイリスクハイリターンで超攻撃的。
そんな岡田に序盤は苦戦してもすぐに対応してくるのはエーちゃんは流石だと思いましたが、
そこから更に井出曰く「ジャンピング岡田バズーカ」という秘密兵器を出してくるあたり、
流石は全国ジュニア、そして全国区のプレイヤーだと思わされますね。
とはいえ第一セットを落としたとはいえ、持ち前の学習能力の高さと、
そこから最適解を導き出すエーちゃんはやっぱり主人公だと思わされます。
今までもエーちゃんは荒谷みたいに伸び悩んでいるプレイヤー相手に、
その持ち前の適応力と対応力で対することで、相手を成長させてきましたが、
今回の岡田も正にそんな感じでどんどん強敵になってきていますが、
それすらも打ち破ってくれると期待せざるをえないです。
それt今回は試合展開がメインでラブコメ要素は少なめだったとはいえ、
序盤でエーちゃんと再会した清水さんが、運命を感じた直後になっちゃんとの仲を知ってしまう展開には、
正直「うわちゃー!」と思わずにはいられませんでしたが、
このままで終わるとは到底思えないのでこちらの方面にも目が離せません。
でもどうなるんだろう…?
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