■[漫画]こまさんの願い「朝霧の巫女」8巻
朝霧の巫女 8 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:宇河 弘樹
出版社:少年画報社( 2012-05-17 )
コミック ( 230 ページ )
作者サイト:【 蛸 グ ラ フ 】
作者twitter:宇河弘樹 (Hiroki UGAWA) (ugawa) on Twitter
7巻発売から実に1年と4ヶ月、16ヶ月ぶりの新刊です。
大幅に描き直しているので最早単行本を描き下ろしている状態なので、
これだけ時間が掛かるのも致し方ないでしょう。
楠木兄妹の話から現代に時間が舞い戻り、世は正に世紀末。
神々に見捨てられた世界を何とか救おうとする為政者の手によって、
定められていたかのように現世の穢れを背負う贄として選ばれたこまさんが、
八岐大蛇顕現の為に忠尋の願い虚しく果てて…
と、何とも1巻の頃のほのぼの展開とは裏腹の怒濤のシリアス展開で、
何だかエヴァを見てるような気分になりますね。
それでも忠尋と柚子、出来れば菊里も救おうと倉子さんwith巫女委員会が奮闘しているのは、
日常を僅かながら感じられて微笑ましい限りなんですが…
後半からは日瑠子陛下率いる伊弉冉を封じた黄泉の岩戸を封印しようとする勢力と、
素戔嗚(柚子)率いる母である伊弉冉と会うために岩戸を開けようとする勢力の一大決戦。
岩戸を開閉する能力がある審神者の忠尋の動向が気になるトコロとですが、
果たして柚子を助けることが出来るのか…
次巻はまた来年以降かと思いますが完結まで追い続けたいと思います。
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