■[漫画]理屈じゃ割り切れない恋心「イエスタデイをうたって」8巻
イエスタデイをうたって 8 (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:冬目 景
出版社:集英社( 2012-07-19 )
コミック ( 226 ページ )
「恋愛ディストーション」ほどではないけれど、こちらも約2年ぶりになる新刊です。
しかもこちらも連載誌であるビジネスジャンプが休刊してグランドジャンプへと移籍したのですが、
そのせいか連載ペースも上がってるんですよね。
このまま完結まで順調に物語が運んでいって欲しいんですけど、果たしてどうなるのか…
リクオと榀子が付き合うことになったのを知ったハルを見てると可哀想でならない…!
いやもう、間違いなくハルがこの漫画のヒロインですよね!
榀子さんの方は相変わらずだけど色々考えつつ、
浪くんの方は榀子一筋でいつつも大学で新しい人間関係を築き、
リクオも実家の兄が結婚したりと周りの人間は少しずつ変化していっている中、
強がりながらリクオへの恋心を吹っ切れないハルはある意味変化がないと言いましょうか。
優しくしてくれて、気に掛けてくれる雨宮さんは嫌いな訳じゃ全然ないんだけど、
本人が気付いているのか何かとリクオを引き合いに出してるあたり、
やっぱりハルの心は未だにリクオに囚われているんだなぁ、とモロ判りです。
そしてハルは意外と恋愛のことに関しては生真面目なので、
リクオのことを引きずりながら雨宮さんに甘えるのを良しとせず、
簡単に切り替えられない恋心を持て余していて切ないんだよなぁ…
本当にハルには幸せになって欲しいです。
しかし雨宮さんは雨宮さんで田舎から幼馴染みが出てきて一悶着ありそうで…
うーん、ホントどうなるんだコレ。
展開が分からないだけに、続きが気になってたまらないです。
できれば次巻は何とか1年後くらいには出て欲しい所ですねー…
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