■[漫画]決戦、そして騒がしくも楽しい日常へ「紅 kure-nai」10巻
紅 kure-nai 10 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:山本 ヤマト
出版社:集英社( 2012-08-03 )
コミック ( 196 ページ )
作者サイト:SOYBEAN
ギロチン編では原作から改変した所も多く、京都編のエピソード追加もあったことだし、
未完で止まったままの原作と違ってこのコミカライズ版「紅 kure-nai」は、
もう少し続くかと思ってたのですが…
原作エピソードを全て消化し、この10巻で惜しむらくも完結となりました。
原作3巻の醜悪祭編の内容を大筋はなぞっていますが、瀬川姉妹が出て来なかったり、
リンさんが生きてるし、切彦ちゃんが話に絡んできたりと原作から割りと変更されています。
とはいえ、原作の魅力である瀕死な真紅郎も紫によって元気100倍的なロリパワーは健在ですし、
悪宇商会トップの星噛絶奈とのバトルも豪快で、迫力はむしろコミカライズ版の方があったかと。
銀子、夕乃さん、紫、それに切彦ちゃんと多くのヒロインとフラグを立てながら、
結局誰を選んだか明確にしていないのは少々ヤキモキしたりしますが、
可能性を残していると考えると、やはりこれで良かったのかも、と思います。
ちなみに私はどのヒロインも好きですが、あえて選ぶなら銀子かな、と。
原作は人気があったのに残念なことになってしまいましたが、
コミカライズ版は作者側的にも読者的にも幸せなモノだったのではないでしょうか。
山本ヤマトさんの画力を活かしながら、漫画としても面白い見せ方でしたし、
何より紫が可愛いくて素晴らしかったです。
お疲れ様です、ありがとうございました。
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