■[漫画]残念ですが、ご臨終です…「さよなら絶望先生」30巻
さよなら絶望先生(30)< 完> (講談社コミックス)
著者/訳者:久米田 康治
出版社:講談社( 2012-08-17 )
コミック ( 162 ページ )
「かってに改蔵」の時は唐突に斜め上にかっ飛んだラストを見せてくれて、
多くの読者をポカーンとさせてくれましたが、
「さよなら絶望先生」では第1話から要所要所に伏線を仕込んで、
最後にそれを見事に風呂敷を畳んだ斜め上を見せてくれて、
別の意味で読者を呆然とさせてくれました。
久米田先生マジすげぇ。
という訳で「さよなら絶望先生」はこの30巻で完結です。
全300話というキリが良い数字で纏まっている上に、
最終巻が基本的にモノクロで遺影を思わせる徹底っぷりです。
カバー下の表紙もある意味ラストを飾る内容でした。(笑
それにしても風浦可符香の正体とか、
色々と細かいネタを仕込んでいるのには驚きです。
完結した今こそ、1巻からじっくりと読んでいけばその壮大な伏線に気付き、
新たな感動を噛みしめることが出来るのではないでしょうか。
そしてこの単行本では単行本折り返しのコメントは元より、
第30X話としての描き下ろしもあるので、雑誌しか読んでない人は必見と言えましょう。
紙ブログではああ仰ってますが、やはり今後も久米田先生の作品は読みたいので、
新作も楽しみにしたいと思います。
前前田くんも畑先生以外の仕事が欲しいと思いますしね。(ぉ
参考:ツイッターで漫画の描き手を募集したら 〈あさのますみ×畑健二郎 「それが声優!」1〉(エキサイトレビュー) – エキサイトニュース
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