■[ラノベ]ツンデレな魔弾の射手「楽聖少女」2巻
楽聖少女2 (電撃文庫)
著者/訳者:杉井光
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-09-07 )
文庫 ( 376 ページ )
作者サイト:杉井光・公式サイト NEET TEEN
作者twitter:岸田メル (mellco) on Twitter
絵師サイト:迷子通信
絵師twitter:岸田メル (mellco) on Twitter
美少女なベートーヴェンとのラブラブな日常を綴った物語。
多少誇張してますが、大体その通りだと思うのですがどうか。
200年後の21世紀の日本からゲーテに呼び出されて、ゲーテとして過ごすことになったユキが、
ナポレオンと話したり、魔弾の射手のツンデレっぷりにツッコミ入れたり、
そんな物語です。
格闘家なハイドンのに連なる脳筋たちが出てきたりと、
何かどんどん神様のメモ帳に近い構図になってきた気がします。
というかこの作品は全体的にコメディ調が強いですよね。
まぁ、そもそも悪魔が普通に出てきたり、ナポレオン一人で戦線突破とかオカルトだしなぁ…
ちなみに作中で言っている通り、ヨーロッパは強い契約社会ですよね。
人種も言葉も違うので、契約というのが非常に重要で、
阿吽の呼吸や暗黙の了解がまかり通る日本がむしろ異常なんですよね。
新約聖書が神との新たな契約を意味していることからも、契約の重要性が分かるかと。
これはこれで面白い作品だと思うのですが…
うーん、やっぱり「神様のメモ帳」の続きも読みたいんですよね。
アニメの出来が残念だったとはいえ、原作の面白さは不朽だと思いますので、
同時並行で良いので両方の刊行をお願いしたいです。
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