■[漫画]角も恋も十人十色「恋愛視角化現象」下
恋愛視角化現象 下 (ヤングジャンプコミックス・ウルトラ)
著者/訳者:秋 枝
出版社:集英社( 2012-09-19 )
コミック ( 194 ページ )
作者サイト:■□■ロケット燃料★21■□■
下巻は角関連の話の恋物語でも結構変わった話になっています。
先ずは大学の研究室で角に関して生物方面から研究をしている女性、倉橋愛の話。
元々違う研究をしたかったんだけど、コミュ力の問題から研究室をたらい回し状態で、
結局人気のない教授のトコに配属されて二人だけの研究室に。
愛ちゃんが学生時代からの友人の直樹と居酒屋で愚痴を吐き出しながら、
色々と思い悩んでいく、結構な変わり種な内容となっています。
他にも恋をすると視角化されるが故に問題になるのがアイドルとかそういった方面。
ある日声優の柚希ちゃんはいきなり角が生えてしまって、
プロデューサーの片瀬さんはアレコレ考えたり仕事のことに付いて指摘したりと、
仕事に対する話がメインだったりするんですが、これはこれで面白いです。
他にも書道の選択授業で一緒になった本間くんが内村さんに恋をして、
内村さんに角が生えるまで、お試しの一ヶ月をお願いするのもダメで、
それでも情けなくとも更に延長してと、本間くんのキャラが中々に笑えますね。(笑
それと内村さんがなんかエロいのには激しく同意せざるをえない。
また、サチと龍之介の幼馴染みな二人な話もありますし、
最後には今までのキャラのエピローグが収録されていてこちらもまた良いです。
個人的には成長した伊達さんがやたら可愛かったですね!
いやー、女の子って恋すると変わるんですなぁ…
みんな恋すると角が生えるという現象はあれども、
普通に恋する人たちばかりで面映ゆいロマンスが多くて読み応えがありました。
上下巻が同時刊行されているので両方一気に読むことをお勧めします。
最近のコメント