■[漫画]幼馴染み来たる!「木造迷宮」8巻
木造迷宮 8 (リュウコミックス)
著者/訳者:アサミ・マート
出版社:徳間書店( 2013-01-12 )
コミック ( 148 ページ )
ダンナさんの所に来るまでヤイさんは子供の頃からずっと大屋敷で奉公してきたんだけど、
いくら大屋敷が田舎にあるとはいえ、同年代の子供が一人もいないという訳でもなく、
そして大屋敷のご奉公がいくら厳しいとはいや、良い人がいないはずもなく、
ヤイさんにも子供時代、一緒に遊んだお友達がいたのです。
そういった過去エピソードから始まり現在のヤイさんの気持ちまでひと綴りとなった、
一連の幼馴染み話がこの8巻には収録されています。
写真館でのほっこりとしたヤイさんの写真が繋いだ一連の話は、
ダンナさんにとってはちょっとした試練でしたね。
ヤイさんの幼馴染みのゲンちゃんは今では若くてイケメンで安定収入という、
誰もが羨む好青年となっているだけにダンナさんは過去のトラウマを思い出して、
気もそぞろになるんだけど、そこは良い人代表みたいなダンナさん。
何はともあれヤイさんの幸せを第一に考えるんですよね。
それでいて自分もヤイさんのことを大事に思っているとしっかりと主張したりと、
ちゃんと言うべきことを言っていて安心しました。
まぁ、ゲンちゃん本人がヤイさんのことをどう思っているか、
そしてヤイさんがゲンちゃんのことをどう思っているかは最後に分かるんですけど…
それは読んでのお楽しみですが、決して読者の期待を裏切る方向ではないのは確かです。
途中ヤキモキする事はあったけど、終わってみれば良いエピソードだったなぁ、と思います。
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