■[漫画]人外な変人がどんどん増えるよ!「実は私は」2巻
実は私は 2 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:増田 英二
出版社:秋田書店( 2013-08-08 )
コミック ( 190 ページ )
トム・クルーズ事件のせいで知名度が上がった「実は私は」ですが、
お陰様で2巻がどこも瞬殺で手に入れるのが大変でした。
たまたまコミケで上京した際にとらのあなで見付けることが出来なかったら、
またまたAmazonさんにお願いせざるをえない所でした。
お嬢様に見えて実はコテコテの関西弁なポンコツ吸血鬼な白神さんと、
その正体を知ってしまい、嘘がつけないけど秘密を守ろうとする、
白神さんに惚れちゃってる純情ボーイ黒峰くんのポンコツコメディ!
個人的にこの作品は「ゲッチューまごころ便」に代表される、
チャンピオンらしいコメディ作品のノリを純然と受け継いでいる作品だと思うんですよね!
次々と現れる新キャラたちの誰もが個性豊かすぎる変人ばかりで、
主人公かその周りの誰かがアホすぎて巻き起こるアホな騒動で馬鹿騒ぎという、
その愉快さがたまらない訳です。
2巻でも試し読みが可能なのですが、
1巻の第1話と違ってこの作品の方向性が固まってきた話なので、
如何にこの漫画がコメディしているのかが判ると思います。
本人は真面目なのに一周してアホな藍澤さんと素でアホな子な白神さんに振り回される黒峰くんが不憫で楽しいですね!
今回も2巻目にして狼男に悪魔と出てきましたが、
狼男が白神さんの幼馴染みキャラというのは兎も角として、
実は変身がTSでノーブラ痴女が基本人格だとかご褒美としか思えない!
そして数千年を生きている悪魔が白神さんと同程度のアホなお子様だとか、
色々と残念すぎて、そこがまた面白いんですよねー
しかし、チャンピオン本誌での展開を知っているからこそ判るのですが、
ミクロな宇宙人の藍澤さんって今回のお姫様抱っこで保健室まで運ばれるイベントで、
バレそうになるドキドキが吊り橋効果的なものをもたらしたんでしょうね。
いやー、黒峰くんってば罪つくりですね!
次巻以降、ラブコメ化が進む「実は私は」の動向にもご期待下さい!
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