■[ラノベ]リサの物語である本編後日談な本編「聖剣の刀鍛冶」16巻
聖剣の刀鍛冶16 (MF文庫J)
著者/訳者:三浦勇雄
出版社:メディアファクトリー( 2013-08-22 )
文庫 ( 257 ページ )
作者サイト:OTV
絵師サイト:R/L -reclaimed land-
絵師twitter:屡 (kanari_lu)さんはTwitterを使っています
15巻で本編は完結とあとがきにあったので「エピローグ的な番外編があるだろうなぁ…」
とは思ってましたが、まさかナンバリングが続いた後日談な本編が出るとは…
まぁ、表紙がセシリーのコスプレシリーズではなくリサが表紙になっているのが、
せめてもの番外編らしさでしょうか。
そしてリサが表紙になっているのは伊達ではなく、
この後日談の主人公は間違いなくリサになっています。
特に一番最後の章なんかはリサの300年の苦労を綴っているだけに中々にクルものがあります。
でも、感覚が摩耗するくらい長い年月を経てもリサの中にセシリーの熱き想いが息づいているのには、
やっぱりこの作品は熱血という言葉とは切っても切れないんだなぁ、と感じられますね!
というか、ラストまで凄いですよホント。
リサには幸せになってもらわないとね!
そしてセシリーたちの後日談も良かったです。
ヴァルニバルが封印されて平和になったかと思いきや、
まさか他の大陸の海賊が攻めてくるとはなぁ…
波瀾万丈すぎる人生ですが、最高の旦那さんと豪快な義母を持って、
セシリーはセシリーなりに幸せな人生で良かったと思います。
しかし出産シーンには正直笑ってしまいました。
ヴァルニバルにつけられた傷より痛いって。(笑
それにしても遂に、今度こそ完結かー
ファンタジーモノでも最後まで熱血で面白い作品でした。
是非ともこの次の作品でもその勢いを引き継いで欲しいものです。
あ、あと屡那さんとのコンビも継続して欲しいかな。
お疲れ様でした! また次回作で!
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