■[ラノベ]囚われのシャナと始動する大命詩篇「灼眼のシャナ」XVII
灼眼のシャナ 17 (17) (電撃文庫 た 14-23)
著者/訳者:高橋 弥七郎
出版社:アスキー・メディアワークス( 2008-11-10 )
定価:¥ 536
文庫
ISBN-10 : 4048673416
ISBN-13 : 9784048673419
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創造神”祭礼の蛇”と同一化した坂井悠二が御崎市を強襲し、
マージョリー、ヴィルヘルミナ、シャナの3人のフレイムヘイズを翻弄し完勝。
シャナを仮装舞踏会の本拠地「星黎殿」に連れ帰り、
マージョリーは生きる根源を失い、存在を喪失しかけ、
吉田さんはその希望を打ち砕かれたのが前作までのあらすじ。
今回はストーリー的にはほとんど動かず、
「星黎殿」に囚われ、フレイムヘイズとしての力までも封じられたシャナと、
心を閉ざし、佐藤が戻らない限り復帰できないであろうマージョリー
そして坂井悠二は次元の狭間、久遠の陥穽に落とされた祭礼の蛇本体を呼び戻す自在式を発動し、
ヴィルヘルミナは多くのフレイムヘイズの軍団と袂を分かち、
シャナ奪還の為、僅かな旧知の友と共に出発するのであった。
囚われのシャナが見せる今までとは違った一面も良いですが、
やはり今回は悠二に振られた形になった吉田さんが良いのです。
選ばれなかった、希望を失った吉田さんがそれでも心を強く持ち、
カムシンが感心するほどにしっかりと立っている姿が美しかったです。
それとヘカテーが意外なキャラでした。
いやー、てっきり綾波風のキャラだと思ってたんですが、
嫉妬にかられてシャナを暗殺しようとするとか、
若干ヤンデレ気味なのにはびっくりですが、
これはこれで有りかな…
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